G.COMデイリーレポート

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6月22日(火)ポンド/円

【今日のトピック】
英緊急予算を格付け会社はどうみる?

【基調】
上値が重い

【目先の注目材料】
・主要国の株式市場 ・国際商品市場 
・ポンド/ドル相場、ドル/円相場、ユーロ/円相場
・6/22 英緊急予算案発表
・6/23 BOE議事録

【本文】
本日20時30分、英国のオズボーン財務相は緊急予算案及び財政再建計画を発表する。

英国では5月始めに保守党と自民党による連立政権が誕生し、5月に2010年分の歳出削減案(62億ポンド規模)を発表するなど財政削減に取り組んできたが、今回の発表は新政権発足後で最も関心の高いイベントで、格付け会社は今回打ち出される内容が甘ければ「AAA」格付けの引き下げもあり得るとしている。ただ、緊縮財政が行き過ぎれば英経済が2番底入りする可能性もあり、部分的な緩和の必要もあるなど、そのかじ取りは難しい。付加価値税(VAT)やキャピタルゲイン税の大幅な引き上げや、銀行新税の内容など「増税」に関するもの、法人税引き下げや所得税の課税最低限度額の引き上げなどによる「減税」、公務員給与のなどの凍結や公共部門の予算削減などによる「歳出削減」の、大きく3つの部門の内容がそれぞれ注目される。

格付け会社などは基本的に「厳しい財政緊縮」を望んでいると思われるため、積極的に財政再建する姿勢が見えれば、これを好意的にみるコメントを発表する可能性がある。そうなれば一旦はポンド買いで反応しよう。一方、内容が「あまりに厳しい」と判断された場合は、景気の腰折れ観測が台頭し、ポンドの売り材料になることも考えられる。また、「甘すぎる」と判断されてもポンド売りが優勢となるだろう。もっとも、こうした「厳しい」「甘い」という判断は、経済指標の善し悪しと違い、人によって判断が異なる。従って、発表直後のポンド相場はその市場関係者の判断が綱引きし、乱高下することもあり得ることから、発表前後の急激な動きには予め備えておきたいところだ。

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