G.COMデイリーレポート

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6月9日(水)NZドル/円

【今日のトピック】
政策金利よりは「今後」がカギ?

【基調】
上伸力は乏しい

【目先の注目材料】
・主要国の株式市場、商品市場
・豪ドル/円相場、NZドル/米ドル相場
・6/10 RBNZ政策金利発表

【本文】
日本時間10日午前5時、ニュージーランドでは政策金利が発表される。今回、多くのエコノミストがニュージーランド準備銀行(RBNZ)が3年ぶりに利上げに踏み切るとみている。背景にあるのはインフレ懸念で、予想されている引き上げ幅は0.25%で、現行の2.50%から2.75%になる見通しだ。

ただし、ユーロ圏経済の下振れが世界の景気回復の腰折れを招く可能性を考慮し、今回は様子見で政策金利を据え置くと予想する声も根強い。ニュージーランド準備銀行(RBNZ)のボラード総裁の5月半ばの発言を振り返ると、「世界の金融市場は依然として脆弱」などとしており、外部環境についてのボラード総裁の見方は弱気であると考えられる。5月初めの段階で「金利変更のタイミングは経済次第」と話していたことを考慮しても、市場で予想される以上に「据え置きの可能性」があるように思われる。あるいは、利上げしたとしても、今後の利上げについてはかなり消極的な姿勢を示す公算が大きい。つまり、利上げしてもしなくても、今回の政策金利発表はNZドルの買い材料としては弱い可能性があると言えよう。

6月1日にカナダ銀行(BOC)が外部環境に懸念を残す状態で利上げに踏み切ったが、声明文において欧州経済への強い懸念が示され、追加利上げに関する文言がなかったことから、カナダドルは発表直後に上昇するも、その後すぐに反落した。NZドル相場もBOCの政策金利発表時と同様に、「中銀の今後の見方」が大きな方向性を決めると考えられる。

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