G.COMデイリーレポート

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6月8日(火)ユーロ/円

【今日のトピック】
ハンガリー懸念はどう乗り越えるか

【基調】
軟調

【目先の注目材料】
・主要国の株式市場
・ユーロ/ドル相場、ドル/円相場
・6/8 ハンガリー「アクションプラン」発表
・6/9 EU財務相理事会
・6/10 欧州中央銀行(ECB)理事会

【本文】
先週末に急速に高まったハンガリーの財政赤字に関する懸念に絡み、市場では様々な見方が交錯している。そもそもの発端は同国の首相報道官の「ハンガリーがギリシャ型の債務危機を回避できる可能性はかなり低い」という発言で、これを皮切りに市場では同国のソブリンリスクが意識されるに至ったが、多くのエコノミストは「ハンガリー経済はギリシャよりもかなり底堅い」との見方を示しており、現状のところは市場の恐怖心理が先行している格好だ。

ただ、ハンガリー経済の先行きについて、安易に楽観的になれる状況でもない。ハンガリーは先月29日に8年ぶりの政権交代があったばかりだが、その選挙の際に「減税と景気刺激策」を公約に掲げ、圧勝した背景がある。しかし、IMFとの約束(2010年の財政赤字目標:対GDP比3.8%)を守らなくてはならず、実際は緊縮財政を続けざるを得ない状況だ。これが、財政赤字削減を声高に叫ぶと同時に「税率は下がる」とする矛盾の目立つ政府のメッセージの背景にあると考えられる。

ハンガリー政府は遅くても8日までに「アクションプラン(経済行動計画)」を発表するとしていおり、これが目下の注目材料となっている。ここで具体的な対策が出れば、その実効性が注目されよう。具体性や実効性を欠く内容が公表されれば、失望感からハンガリーの通貨フォリントは売られ、「同じ欧州」というくくりでユーロも下落する公算だ。逆に、市場が納得するような対策が出てくるようであれば、先週に大幅に売られたユーロが買い戻されるとみる。

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