G.COMデイリーレポート

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6月4日(金)ドル/円

【今日のトピック】
雇用統計に注目が集まる

【基調】
雇用統計次第

【目先の注目材料】
・6/4 米5月雇用統計
・主要国の株式市場

【本文】
本日の市場参加者の関心は米5月雇用統計に集まっており、市場では積極的にポジションをとりにくい状況となっている。昨日は前哨戦として米経済指標が相次いで発表され、市場ではこれらの結果をもとに強気な見通しを維持している様子である。

昨晩発表された米経済指標について、今晩の雇用統計の前哨戦と目されていた米5月ADP全国雇用者数は+5.5万人と予想(+7.0万人)に届かず、発表後のドル/円はやや弱含む場面が見られた。次に新規失業保険申請件数は45.3万件とこちらは予想(45.5万件)よりも申請者が減少したことにより、ドル/円に下げ止まる形となった。そして5月ISM非製造業景況指数は55.4と予想(55.6)とほぼ変わらない結果となり、内訳の雇用が50.4と前月(49.5)より改善したものの、市場の反応は薄かった。

このように個別の経済指標では予想に届かないものも見られたが、全体を通して見れば市場予想から大きくかい離した経済指標はなかったことから、市場では本日の雇用統計に対する期待が低下することはなく、特に非農業部門雇用者数(NFP)のハードルは高いままとなっている。

本日の雇用統計の市場予想は失業率が9.8%、NFPが+53.6万人となっており、特にNFPの事前予想についてはかなり強気な見通しが市場のコンセンサスとなっている。またNFPがこれだけ強気な数字となる理由について、国勢調査による政府部門での雇用が影響しているとの見方が出ており、今回は民間部門の雇用者変化(市場予想は+18.0万人)も併せてチェックしたい。

そのほか、仮にNFPや民間部門の雇用者数がほぼ予想通りであったとしても、失業率自体が悪化した場合は、市場では米国の雇用状況が改善していないとの印象からドル売りで反応する展開も予想される。一方でNFPが市場予想を上回る場合はサプライズ的なドル買いも考えられるため注意したい。

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