G.COMデイリーレポート

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5月27日(木)ランド/円

【今日のトピック】
市場のリスク志向を見ながらの展開

【基調】
極めて緩慢ながら回復基調

【目先の注目材料】
・主要国株式市場、国際商品市況
・ユーロ/ドル相場、ドル/円相場
・5/31 南ア4月貿易収支

【本文】
南アは5月に入り利下げ懸念が遠のく一方で利上げ期待は未だ盛り上がりを欠き、また月中旬から続いた世界的なリスク資産圧縮の流れの中、ランド/円は軟調な展開が続いた。だが少しずつ市場が落ち着きを取り戻すなか、南ア経済が回復基調を続けていることを手掛かりに、ランド/円にも緩やかながらも買いが入りつつある。

例えば25日に発表された南ア第1四半期のGDP(国内総生産)は前期比・年率換算で+4.6%と市場予想(+4.3%)や前回(+3.2%)を上回る結果となった。加えて26日発表の同国の4月消費者物価指数は前年比で+4.8%と、こちらは市場予想(+5.0%)を下回っており、インフレ率が南アフリカ準備銀行(SARB)の目標としている3から6%の中に収まっていることから、現状はSARBにとってインフレが抑制されつつ景気が回復する、好ましい環境下にあるといえる。

ただ同国の場合、25.2%(5月発表の第1四半期失業率)にも上る高い失業率は政策金利を巡る動向にも影響を与えており、3月にSARBは国内の労働組合からの利下げ要求に配慮する形で金利を引き下げたことから、仮に国内景気が回復基調を強める場面においても、失業率の低下なくしては利上げに踏み切りにくい環境にあると見られる。

なお次回の失業率の発表予定は8月のため、それまでは国内の景気回復動向に加え、今後の利上げを期待する下地を整えられるかがポイントとなりそうである。加えて主要国の株式市場が反発する場面ではランド/円にも押し目買いが入りやすくなると共に、底堅い推移が見込まれる。

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