G.COMデイリーレポート

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5月21日(金)カナダドル/円

【今日のトピック】
欧州発のリスク資産圧縮の流れを押し戻せるか

【基調】
軟調

【目先の注目材料】
・主要国株式市場、商品市況
・5/21 加4月消費者物価指数、加3月小売売上高

【本文】
ユーロ圏での緊縮財政政策が世界的な景気停滞をもたらすとの懸念から、世界的なリスク資産圧縮の動きが強まり、クロス円が円全面高、株式や原油は大幅下落する展開となっている。カナダ/円もこの流れに逆らうことができず下落しているが、5/6の今年安値(82.23円)を下回ること無く推移しており、年初来安値を更新したオセアニア通貨や欧州通貨と較べると、比較的底堅い展開が続いている。

今回の欧州危機以前の市場では6月1日のカナダ中銀(BOC)政策金利発表での利上げが期待されていただけに、仮に本日発表が予定されている加4月の消費者物価指数(CPI)や3月小売売上高が良好な結果となった場合は利上げ期待の高まりによりカナダドルが買われる展開となっていたであろう。ただ現在の地合いから考えると、経済指標の好転に対する感応度は低いと見られ、現在のリスク資産圧縮の流れを押し戻すことは容易ではなさそうである。

なお4月消費者物価指数について言えば同時に発表されるコアCPIが、BOCがインフレ率を1から3%に押さえる目標達成のため、政策金利を決定する上で重要な指標であり、今後の金利動向を占う上で注目しておきたい。

だが現状では極度のリスク資産圧縮の動きの直後のため、市場はリスクを取ることに対して臆病になっており、逃げ足の速い相場展開が予想されるだけに注意したい。一方で下落幅が欧州やオセアニア通貨ほどの下落とはなっていないことから、市場が戻り基調を強める際には比較的早い段階で上昇に転じる可能性もありそうだ。

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