G.COMデイリーレポート

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3月5日(金)ドル/円

【今日のトピック】
雇用統計とその陰に隠れた金利差逆転

【基調】
雇用統計待ち

【目先の注目材料】
・3/5 米2月雇用統計
・ユーロ/ドル相場
・主要国株価、国際商品価格

【本文】
5日日本時間午後10時30分、米2月雇用統計の発表が予定されている。 今回の雇用統計については、バーナンキ連邦準備制度理事会(FRB)議長をはじめ、ベージュブック(地区連銀経済報告)においても米国内における2月の記録的な大雪の影響について触れていることで、市場では相当数悲観的な意見が盛り込まれた。 その証拠に非農業部門雇用者数(NFP)予想は2月時点では-2万人前後であったが、今月に入り相次ぐ下方修正により本日は-6.8万人にまで拡大しており、ある程度は悲観的な意見が織り込まれたものとみられ、市場が多少の悪化と判断する程度の数字であった場合、ドル/円を大きく売り込む材料にはなりにくい。

それ以外では、4日のロンドン時間に出た日銀による追加の量的緩和観測によりドル/円は安値から反転した事で、円高要因が一つ解消される可能性が出てきた。それを支持する材料として、本日の日本時間午前には3カ月物LIBOR(ロンドン銀行間金利)にて日米金利の逆転が解消しており、金利差で見ると円よりもドルの方が高くなっており、金利差を理由に円を買い進めることは正当性を欠くこととなりそうである。

だが米国が利上げに踏み切る時期はまだ先の話とみられるため、日米の金利差が拡大しドル/円は大きく買われるためには、まだ時間がかかるものとみられる。そのため5日の雇用統計が材料一巡となった場合、再びドル/円は方向感に欠ける展開に戻ることも予想される。

テクニカル面では4日安値(88.12円)より反発した。昨日の時点で6日移動平均が88.89円に位置しており、本日もこのあたりより上で引けた場合、90円へと戻りを試す展開が予想され、90.35円(2/24高値)や91.78円(ボリンジャーバンド上限)が試されると見られる。反対に下値は先程の6日移動平均を割り込んだ場合、ボリンジャーバンド下限(87.98円)と10/7安値(87.99円)が位置する88円の攻防の行方に市場の関心が集まるであろう。

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