G.COMデイリーレポート

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10月2日(木) ユーロ/円

【今日のトピック】
今夜の欧州中銀政策金利発表がカギ

【基調】
下値試し

【目先の注目材料】
・米国、欧州での金融危機
・欧州中銀による政策金利引き下げ観測
・10/2 欧州中銀政策金利発表およびトリシェECB総裁定例会見
・10/3 米国雇用統計、米下院での金融安定化法案審議
・日米欧株価、NY原油相場

【本文】
今週はユーロの弱さが際立っている。29日に米下院で金融安定化法案(以下、同法案)が否決されたことを受け、同日に米国株式市場が過去最大の下落幅を記録したが、
欧州主要金融機関が経営難のために相次いで部分国有化されるなど、欧州金融市場でも懸念が強まり、ユーロは週初めから対ドルで最大約4%下落し、今日正午前に3週間ぶり安値1ユーロ=1.3929ドル、対円では最大約7円(4.5%)下落し、今日昼過ぎに半月ぶり安値147.36円を記録している。

英フィナンシャルタイムズ(FT)・オンライン版の外為相場の記事(http://www.ft.com/markets/currencies)では、仏系金融機関の関係者の話として「欧州の銀行は米国の銀行よりもハイ・レバレッジで取引をしてきた」と記し、欧州の金融機関が米国に劣らぬほどの危機にさらされていることが漠然と示されているが、具体的な危機の所在まではなかなか窺い知ることが出来ない。ただ、おととい、昨日と日本時間夕方から夜にかけての欧州市場でユーロ売りが強まっているだけに、欧州金融関係者には「思い当たるフシ」があるのであろうか、東京市場とはセンチメントに大きな相違があるように感じる。

ユーロの目先の注目材料は、日本時間今夜8時45分の欧州中銀(ECB)の政策金利発表およびトリシェECB総裁の定例会見だ。市場では昨日、欧州中銀が本日2日に政策金利をこれまでの大方の見通しに反して引き下げるとの観測が一部で浮上した。現時点でも大方は欧州中銀が政策金利を4.25%に据え置くと予想しているが、米国及び英国で利下げが現実味を帯び、今回の世界的な金融危機に対処するために各国中央銀行が協調利下げするべきだとの意見も出る中、欧州中銀が先んじて利下げに踏み切る可能性も一応想定しておくべきだろう。目先のユーロ/円のターゲットは9月17日のほぼ2年ぶり安値147.00円、ユーロ/ドルは9月11日のほぼ1年ぶり安値1.3880ドルと、いずれも目の前に迫っており、ユーロはテクニカル的にも下値試しが続きやすい状況といえるだろう。

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