G.COMデイリーレポート

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9月17日(水) 豪ドル/円

【今日のトピック】
豪ドル、いまだ底知れず

【基調】
下落基調の乱高下

【目先の注目材料】
・リーマンショック
・日米株価、NY原油相場
・ドル/円相場、ユーロ/円相場

【本文】
今週の豪ドル/円相場は基調としては弱い推移が継続。週末に米証券第4位のリーマン・ブラザーズが破たんする見通しであるとの報道を受け、豪ドル/円相場は先週末の終値から2円以上下落し、86円台中盤でスタート。15日にはリーマンが破産法申請を適用したことに加え、米保険最大手のAIGの経営危機が強まったことで、金融市場に激震が走り、外国為替市場ではリスク回避の円買い/高金利売りが強まった。豪ドル/円相場は週初めから最大5円以上急落し、16日に2005年6月以来の安値81.39円を記録した。しかし、81円台ではやや底固く推移し、16日の米国市場では、FRB(米連邦準備委員会)がAIGを救済するとの観測から株価が反発したことを受け、一転して円売り/高金利通貨買いが強まり、豪ドル/円相場は今朝に86.05円まで急反発。しかし、夕方にかけては、金融市場への根強い懸念を背景に再び円買い/高金利売りが強まり、豪ドル/円相場は83.77円まで下落している。

FRBが日本時間今朝にAIGの救済策を発表したことで金融不安は一旦後退したが、金融市場のショックは早晩には癒えず、新たな大型破たん先を巡って市場の疑心暗鬼が続くだろう。事実、昨日のロンドン市場では、リーマンショックによる金融情勢のさらなる悪化を受け、英住宅金融最大手のHBOSの株価が21.7%下落。ロンドンの株価指数は2005年6月9日以来の安値を記録した。火種はいたるところにくすぶり続けている。金融不安はハイリスクとされる豪ドルにとってはマイナス材料であり、豪ドル/円相場は依然、底知れぬ状況であるといえるだろう。

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