G.COMデイリーレポート

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11月12日(木) 豪ドル/円

【今日のトピック】
買い場探しの局面へ

【基調】
堅調も伸び悩む

【目先の注目材料】
・豪州中銀の12月利上げ観測
・堅調な10月豪州雇用統計
・米国株式市場、ドル/円相場、NY金相場

【本文】
今朝9時30分の豪州雇用統計の発表直後に豪ドル/円相場は最大50円上昇し、半月ぶり高値84.18円を記録したが、ドル/円相場がじり安になるのに伴い、豪ドル/円は正午前に84円台を割り込み、夕方に83.64円まで下落した。10月の豪州雇用統計は、失業率は9月の5.7%から5.8%に悪化したが、焦点の新規雇用者数は市場予想の前月比1万人減少に反して前月比2万4500人増加し、豪州中銀が10月、11月に続き、12月も政策金利を0.25%引き上げるとの見方が強まっている。

豪ドル自体のファンダメンタルズ(基礎的要因)は強さを増しており、昨日の当レポートでも述べたように中長期的な豪ドル先高観は揺らいでいない。ただ、目先の豪ドル/円の下落リスクとして、ドル/円や米国株式市場の下落に注意すべきである。米国経済の回復期待を背景に米国株式市場が上昇すれば、外国為替市場でもリスクを積極的に取る動きが強まり、円売り・豪ドル買いが活発になり、逆もまた然りという傾向が強い。米国株式市場ダウ平均は昨日に年初来高値を記録したが過熱感も指摘されており、きょう日中のダウ平均先物は前日比マイナス圏での推移が続いている。

一方、今週のドル/円は上値を徐々に切り下げ、下落圧力が強まりつつある。米国債の償還に絡んだドル売り円買いのフローや、オバマ大統領の訪中を控え、中国人民銀行が11日に発表した貨幣政策報告で人民元為替相場メカニズムを改善する方針を示したことで人民元の切り上げへの思惑が強まっていることも円高・ドル安の要因として指摘されている。

豪ドル/円は中長期的な先高観が強いだけに、買い場探しの局面に移行しつつあるとも言えるだろう。

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