G.COMデイリーレポート

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10月29日(木)ドル/円

【今日のトピック】
ドル/円の行方を占う2つのポイント

【基調】
急落後、一旦反発

【目先の注目材料】
・米国の金融政策の行方
・米国株式市場、米長期金利(10年物国債の利回り)
・10/29 米GDP速報値
・10/30 米シカゴ購買部協会景気指数

【本文】
ドル/円はきょう正午過ぎに9日ぶり安値90.24円を記録したが、夕方の欧州市場序盤の取引では90.63円まで反発している。目先の争点は、今回の下落局面においてドル/円の下値はどこで止まるのかということである。見極めのポイントとして2つ挙げたい。

1つ目は米国の金融政策の動向である。来週3日、4日には米国の金融政策決定会合であるFOMCが開かれ、日本時間5日午前4時15分に注目のFOMC声明が発表される。来週のFOMCで近い将来の金利引き上げについてのシグナルを送ることを検討していると、英フィナンシャルタイムズ紙、米ウォールストリートジャーナル紙が先週末に相次いで報じたことを受けて、米国の金利先高観がにわかに強まり、米長期金利が26日にほぼ2カ月ぶり高水準の3.58%に急上昇。ドル/円も27日朝にほぼ1カ月ぶり高値92.33円を記録した。しかし、昨日発表された9月の米新築住宅販売が予想に反して前月比減となったことで、米国の金利先高観が大きく後退し、米長期金利は一時3.4%を割り込み、ドル/円が90円台中盤する要因の一つとなった。今夜発表の米GDP速報値、来週の6日の米雇用統計がカギを握る。

2つ目は米国株式市場の動向である。ダウ平均は今月19日にほぼ1年ぶりに1万ドルの大台を回復したが、景気先行き懸念を背景にダウ平均は23日から3営業日連続で100ドル以上下落。今週の円全面高の要因となっている。

ここにきてマーケットのセンチメントが弱気に傾き、来週のFOMC声明で近い将来の金利引き上げを示唆するのはやや困難とみられることや、米国の第3四半期決算発表が一旦出尽くしたことで目先の米国株式市場はやや厳しい状況が続きやすいとみられることから、来週にかけてのドル/円は90円を一旦割り込む可能性が高いのではないかとみているが、相場の推移は如何に。

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