G.COMデイリーレポート

G.COMデイリーレポート

9月28日(月)ドル/円

【今日のトピック】
藤井財務相の発言は一段落?

【基調】
軟調

【目先の注目材料】
・ドル/円相場の下値試し
・藤井財務相の発言
・米長期金利
・米国の超金融緩和政策の長期化観測
・ウォーシュ米FRB理事による早期金融引き締め論
・9/30 米ADP全国雇用者数、シカゴ購買部協会景気指数
・10/1 日銀短観、米ISM製造業景況指数
・10/2 米国雇用統計

【本文】
ドル/円相場は週明けオープン(けさ午前7時)直後から最大1円50銭近く下落し、けさ8時半過ぎにほぼ7ヵ月半ぶり安値88円23銭を記録。しかし、88円台前半ではやや底固く推移し、先週末に円安誘導の為替介入に否定的な姿勢を表明した藤井財務相が講演で、「為替相場はやや一方向に偏っている」、「(先週末の日米財務相会談で)円高是認とは一言も言っていない」と述べたこともドル売り・円買いポジションの巻き戻しを後押しし、ドル/円相場は夕方に89.64円まで反発。今朝のオープン時の水準(89.63円)まで値を戻している。

今月の円上昇の背景としては、3日に藤井・民主党最高顧問(現・財務相)が「為替介入はよほど異常な時以外はやるべきではない」、「日本は基本的には円高がいい」との発言したことで、民主党新政権は円高容認スタンスとマーケットが受け止めたことが大きい。

一方、ドル安要因としては、@米国経済の回復基調が強まったことで各国中央銀行が危機に対処するため臨時に供給したドルに対する余剰感が強まったこと、A先週23日(日本時間24日未明)のFOMC(米連邦公開市場委員会)声明や25日のG20金融サミット声明を受けて米国の早期金融引き締め観測が後退し、米国の長期金利が低下したことが挙げられる。

目先のドル/円相場の方向性について予想するのは難しいが、藤井財務相が本日の講演後に記者団に対して「介入について言うべきではない」と述べており、介入や円相場に関する発言を回避する傾向が強まれば、「政府の円高是認スタンス」という円上昇要因が消滅し、ドル/円相場がこれまでよりも底固く推移する可能性があるだろう。ただ、ドル/円相場が90円を一旦大きく下抜けたことで、マーケット参加者のレンジ感が大きく下振れし、下値を試す機運が強まっている可能性があり、あくまで今後の相場の流れを慎重に見極める必要があるだろう。

バックナンバー

●当社提供のレポート類について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

米雇用統計特別企画

業界最狭水準スプレッド

魅惑の通貨ペア、トルコリラ円

スワップポイント一覧

ポンド/円トレードを斬る

FXブログ