G.COMデイリーレポート

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9月10日(木)豪ドル/円 

【今日のトピック】
豪州中銀早期金利引き上げ観測、さらに後退

【基調】
やや軟調

【目先の注目材料】
・豪州中銀早期金利引き上げ観測の後退
・底固い豪州経済
・主要国株価、ドル/円相場、ユーロ/円相場、NY金相場
・9/10 英国中銀政策金利発表、米新規失業保険申請件数
・9/11 米ミシガン大消費者信頼感指数

【本文】
今日午前に発表された豪州8月雇用統計で、失業率は前月から横ばいの5.8%となったものの、焦点の新規雇用者数が前月から2万7100人減少し、市場予想の減少幅1万5000人を上回ったことで、豪州中銀による早期金利引き上げ観測がさらに後退。夕方の欧州市場序盤では米ドルを各通貨に対して買い戻す動きが強まったことも豪ドル相場を押し下げ、豪ドル/円相場は午後6時過ぎに6日ぶり安値78.77円を記録している。

豪州は高成長の続く中国への輸出が好調で、個人消費や雇用市場は先進国の中で最も底固く推移してきた。ただ、前日発表された小売売上高は2カ月連続で前月比マイナスを記録するなど、ここにきてやや弱い数字が出始めている。豪州中銀は当面、個人消費の動向を慎重に見極める必要があるとみられ、一時浮上していた10月金利引き上げ観測はおろか、年内の金利引き上げも微妙な情勢だ。これまで豪ドル/円相場を押し上げてきた豪州中銀の早期利上げ観測は一旦後退していることから、豪ドル/円が80円を超えて上昇する可能性はひとまず遠のいたといえるだろう。

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