G.COMデイリーレポート

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9月9日(水)豪ドル/円 

【今日のトピック】
豪小売売上高、2カ月連続で前月比マイナス

【基調】
新たな方向感を模索

【目先の注目材料】
・豪州中銀の政策金利引き上げ観測
・予想を下回る豪州小売売上高
・主要国株価、ドル/円、ユーロ/円、NY金相場
・9/10 豪州雇用統計

【本文】
豪ドル/円相場はきょう午前10時過ぎに80円ちょうどまで上昇したが、午前10時半に発表された豪州7月の小売売上高が前月比-1.0%と、市場予想の+0.5%を大幅に下回ったことを受け、豪州中銀が早期に政策金利引き上げるとの観測が後退。豪ドル/円は昼過ぎに79.19円まで下落した。豪州の小売売上高は2カ月連続で前月から減少したが、9月の豪州消費者信頼感指数は2年ぶり高水準を記録しており、消費意欲の強さは示されている。市場では、豪州中銀が10月に政策金利を引き上げるとの見方は後退したが、11月の利上げはあり得るとみられている。

目先の豪ドル/円の方向性を予想するのは難しいが、豪州中銀の早期利上げ観測がやや後退したことで、80円の大台付近では上値が重そうだ。NY金相場は昨日に2月以来の1トロイオンス=1000ドルを記録したが、金相場の上昇は産金国通貨・豪ドルにとって追い風となろう。金融マーケットの方向性がはっきりしてくるのは、米国の主要経済指標の発表が相次ぐ来週以降だと思うが、主要国の個人消費に減速の兆しがちらほら見え始めており、主要国株価の上昇の持続は難しいとみられることから、豪ドル/円は底堅いながらも上値の重い状況が続きやすいとみる。

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