G.COMデイリーレポート

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9月4日(金)ランド/円

【今日のトピック】
南アランドのファンダメンタルズ改善

【基調】
急上昇

【目先の注目材料】
・主要国(特に米中)株価
・南ア経常赤字の大幅縮小
・1000ドルに再接近のNY金相場
・南アの高金利(現在の政策金利は7.0%)
・9/4 米雇用統計
・9/7 米国市場休場 

【本文】
ランド/円相場は主要国株価の推移と相関性が高く、アジア時間では上海総合株価指数、欧米時間では米ダウ平均及びダウ平均先物が上昇すれば、ハイリスクとされるランドが買われる一方、円が売られる。逆もまた然りである。今週の取引では、31日に上海株、1日に米国株が大幅下落したことを受け、ランド/円相場は2日に2週間ぶり安値11.66円を記録。しかし、3日に上海・米国株がともに上昇したことに加え、南ア2四半期の経常赤字の対GDP(国内総生産)比が第1四半期の7.0%から3.2%に大幅縮小したことで、ランド相場の潜在的な下落要因であった経常赤字への懸念が大きく後退。NY金相場が2月以来の1オンス=1000ドルに目前まで迫ったことに加え、南ア中銀のチーフエコノミスト、Mnyande氏が南アフリカの緩和的な財政・金融政策が続けばインフレを引き起こす可能性があると述べたことも相まって、ランド/円相場はきょう未明に6日ぶり高値12.11円を記録した。

ランド/円相場が南アフリカの材料によって長期間上昇するケースはかなり稀ではあるが、外国からの資金に大きく依存する南アフリカの構造的な弱点であった経常赤字への懸念が後退したことで、ランドのファンダメンタルズの最基底部分は著しく改善した。加えて、貨幣、株価、債券、原油ナ金などの商品のうちで最近最も上昇が顕著なのが商品相場であり、商品相場の上昇が続けば、資源国通貨ランドの追い風となるだろう。

ただ、あくまで主要国株価が最も重要であり、今夜発表の米雇用統計を受けた米株の推移に注目したい。

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