G.COMデイリーレポート

G.COMデイリーレポート

8月31日(月)豪ドル/円

【今日のトピック】
77.50円水準がポイント

【基調】
やや軟調。下値を窺う

【目先の注目材料】
・主要国(特に米中)株価指数
・ドル/円、ユーロ/円
・豪州中銀による政策金利早期引き上げ観測
・8/31 米シカゴ購買部協会景気指数
・9/1 豪州経常収支、豪州中銀政策金利発表
米ISM製造業景況指数
・9/2 豪GDP
・9/3 欧州中銀政策金利発表
・9/4 米雇用統計

【本文】
豪ドル/円相場は先週末から最大1円以上下落し、午後に77.53円を記録した。30日の衆議院総選挙の結果を受けた新政権への期待感を背景に、31日の日経平均は一時200円以上上昇、年初来高値を更新し、円が各通貨に対して上昇。円高が進行したことで日経平均は上げ幅を吹き飛ばし、前週末比マイナス圏に転落したが、中国上海株価指数が7%近く暴落し、外国為替市場ではリスク回避志向の強まりから円が各通貨に対して上昇している。

今週の豪ドル/円相場の見通しは外為どっとコム総研の外為ウィークリービュー(8月31日号)に書いたが、上海株の軟調な推移が続く可能性があることと先週末ににわかに強まった豪州中銀が10月に政策金利を引き上げるとの観測が行き過ぎとみられることから、豪ドル/円は下落リスクの高い状況が続きそうだ。

今週の豪ドル/円相場は、主要国株価指数や4日の米雇用統計発表を睨んだドル/円相場の推移に加え、豪州中銀による金融引き締め(政策金利の引き上げ)時期の見極めがカギとなる。今夜発表の米シカゴ購買部協会景気指数は米雇用統計と相関性が高いことからも重要な指標で、明日1日の豪州中銀政策金利発表では、声明で金融引き締めについてどの程度言及するかが争点となっている。

豪州最大の輸出相手国である中国の株価は8月に22%下落し、過去15年間で2番目の大幅な下落率を記録する中、豪州中銀が政策金利の引き上げを急ぐ必要性は軽減されているとみられ、先週末に強まった10月利上げ観測は後退するのではないかと思われる。早期利上げ観測の後退は、豪ドル相場にとって逆風となるだろう。

豪ドル/円の日足のチャートをみると、8月10日以降の豪ドル円の上値は切り下がり、下値は77.40円前後で止まっていることがお分かり頂けるだろう。強い下値支持線となっている77.40−50円ゾーンを下抜けるか否かがポイントである。

バックナンバー

●当社提供のレポート類について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

業界最狭水準スプレッド

魅惑の通貨ペア、トルコリラ円

スワップポイント一覧

ポンド/円トレードを斬る

FXブログ