G.COMデイリーレポート

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8月10日(月)ランド/円

【今日のトピック】
南ア電力公社のストライキは回避

【基調】
急反発

【目先の注目材料】
・南ア電力公社のストライキ回避
・南ア中銀総裁によるランド高けん制発言
・主要国株価、ドル/円相場、ユーロ/円相場
・8/13未明 FOMC(米連邦公開市場委員会)声明
・8/13 独、ユーロ圏GDP速報値、米小売売上高
南ア中銀政策金利発表

【本文】
ランド/円相場は7日にほぼ半月ぶり安値11.66円を記録したが、米7月雇用統計の発表を受けて米国の雇用市場の底打ち観測が強まったことでリスクを取ることに積極的になり、外国為替市場では円が各通貨に対して急落。ランド/円相場は雇用統計発表後に最大4.4%(51銭)急騰し、8日未明に12.21円を記録。本日の取引では、オープン直後は円を各通貨に対して買い戻す動きが強まり、ランド/円は12.04円まで下落したが、午後の取引では12.15円まで反発している。

7日の当レポートで、南ア電力公社Escomのストライキの可能性への懸念が6日から7日にかけてのランド下落の要因であると指摘した。ただ、この問題は8日にEscomの経営側が年率14%の賃上げを要求していた3つの労働組合に対し、賃上げ率を従来の5〜7%から10.5%に引き上げる意向を表明したことを受け、賃上げ交渉は妥結の方向に向かい、ストライキはひとまず回避された格好となっている。すなわち、先週後半のランド相場の売り材料はなくなったということであり、目先のランド/円相場は先週後半よりはやや底固い推移が期待できる情勢だ。

ランド/円の日足のチャートを見てみると、今年の最高値は7月1日の12.55円で、過去半月の高値は先月23日の12.42円に留まっている。南ア中銀の総裁が、ランド相場上昇抑制のためには場合によって市場介入が正当化されうるとの見解を表明していることや、南アの景気低迷が上値を抑えているとみられる。ただ、先週末の取引をみてもお分かりのように、世界経済の先行き見通しが好転すればランド/円相場が上昇する可能性もあり、上記のイベントや主要国株価の動向に注視していきたい。

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