G.COMデイリーレポート

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7月9日(木)カナダドル/円

【今日のトピック】
良好なファンダメンタルスも世界経済の流れには逆らえなかった

【基調】
軟調

【目先の注目材料】
・米国、世界経済の減速懸念
・日米を初めとした主要国の株価
・ドル/円相場
・7/10 失業率
・7/21カナダ中銀(BOC)政策金利決定

【本文】
今月に入りクロス円が世界的なリスク回避の動きにより売られる中、カナダドルはこの世界的な動きには逆らえなかったようだ。カナダはもともと財政収支も良好であり、かつ、天然資源が豊富なため、投資家がリスクを選好する場面では買いが入りやすかったものの、目下リスク回避の動きにより売られている。

6日に発表された6月Ivey購買部協会指数は58.2となり、予想の50.3を大きく上回る数字となった。現在、日米欧の主要各国のPMI指数が50を下回り、中国ですら6月は53.2でしかないことを考えると、ある種驚異的な数値である。もしこの良好な結果が雇用や消費面へと波及してゆくのであれば、現在のクロス円投売りの流れが落ち着いたとき、加ドルは買いが入りやすくなる展開が予想される。

テクニカル面では200日移動平均(79.42円)で実体部が抑えられており、完全に下回ると一段の下落が見込まれる。その場合は6/10高値を頂点とする下降チャネル下限(7/9時点では77.70円付近)での攻防が注目されよう。

なお戻り余地も乏しく、20日移動平均(7/9は83.29円)が下向きに転じたことを考慮すると、今年3-6月のような上昇を演じるにはそれ相応のエネルギーが必要と見られる。前述のチャネル上限(同じく、82.60円前後)もあり、このゾーンを越えられれば下向きのトレンドは転換に向かうと見られる。

最後に日柄面から見ると、底打ちのためにはあと10営業日前後必要であり、短期的には軟調な展開が見込まれる。

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