G.COMデイリーレポート

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6月30日(火)ランド/円

【今日のトピック】
週後半にポジション調整の可能性

【基調】
堅調

【目先の注目材料】
・南ア中銀による政策金利据え置き(6/25)
・ドル/円相場、ユーロ/円相場、日米株価
・南ア中銀総裁によるランド高けん制発言
・6/30 米シカゴ購買部協会景気指数
・7/1 日銀短観、米ADP全国雇用者数、米ISM製造業景況指数
・7/2 欧州中銀政策金利発表、米雇用統計
・7/3 米国市場休場

【本文】
ランド/円相場は午後7時過ぎにほぼ9カ月ぶり高値12円32銭を記録した。ランドは対ドルでもほぼ10カ月ぶり高値1ドル=7.70ランドを記録している。先週25日に南ア中銀が金利引き下げの大方予想に反して、政策金利を7.5%に据え置いたことに加え、週初めの米国株式市場が上昇したことで、リスクを取ることへの積極性が増し、円売りが強まったことが背景。本日の日経平均が一時1万円台を回復したことも円売りを後押ししている。

南ア中銀は、25日に発表した声明で、消費者物価指数の上昇率は依然として下落が続くとの見方を示したものの、5月の消費者物価指数は前年比+8.0%と、中銀の物価誘導目標の上限である前年比+6%を大きく上回っていることを背景に金利を据え置いた。今後の金融政策の方向性については言及を控えたが、金利引き下げに慎重な姿勢を示した形となり、ランド相場を押し上げている。

ランド/円相場は目先はやや堅調な推移が続きそうだが、2日に米雇用統計発表、3日に米国市場の休場を控え、週内に利食い売りが強まる可能性があることには注意を要する。先週末から週初めにかけての日米株価の上昇は、世界経済の先行き期待が強まったというよりは、25日未明のFOMC(米連邦公開市場委員会)声明の発表をこなし、材料出尽くしによる安心感が広まった結果であるように思える。

2日発表の米6月雇用統計では、失業率は5月の9.4%から9.6%への悪化、焦点の非農業部門雇用者数は前月比35.9万人の減少が見込まれている。非農業部門雇用者数は、1月に減少幅が74.1万人となり、その後は減少幅が縮小し、5月の減少幅は34.5万人を記録。雇用市場の悪化のペースも鈍化しつつあるとの見方が広まっている。

米国、ひいては世界の経済の先行きを占う上で、米雇用統計は最も重要な材料の1つである。今夜発表される米シカゴ購買部協会景気指数およびあす発表の米ISM製造業景況指数は、雇用項目が米雇用統計と相関性が高く、今週の相場の流れを大きく左右しそうだ。

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