G.COMデイリーレポート

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6月3日(水)豪ドル/円

【今日のトピック】
豪ドル/円を待ち構える2つの関門

【基調】
堅調

【目先の注目材料】
・予想を大幅に上回る豪州GDP
・底堅い豪州経済
・世界経済の回復期待
・日米株価、ユーロ/円相場、ユーロ/ドル相場
・6/3 ADP全米雇用報告、米ISM非製造業景況指数
・6/4 欧州中銀政策金利発表
・6/5 米国雇用統計

【本文】
豪ドル/円相場はきょう夕方にほぼ8カ月ぶり高値79円48銭を記録した。午前10時30分に発表された豪州第1四半期のGDP(国内総生産)が前期比+0.4%、前年比+0.4%となり、市場予想の前期比+0.2%、前年比+0.1%を上回ったことで、豪州中銀が今後政策金利を引き下げるとの見方が後退したことが背景。豪州中銀は昨日、政策金利を3%に据え置くことを発表し、声明では豪州経済は縮小しており、金融緩和(金利引き下げ)の余地があるとの姿勢を示していた。豪ドルは米ドルに対しては昨年9月29日以来の高値1豪ドル=0.8263米ドルを記録し、9月15日のリーマンショックの水準を回復している。

豪ドル相場の堅調な推移は、世界経済の回復期待に拠るところも大きい。世界経済の回復期待については、期待が強まった元を辿ってみると甚だ心許ないが、米国や日本をはじめ、世界経済は1−3月で底を打ったというのが共通認識となっており、日米株価が上昇基調で推移している要因となっている。昨日においては、普段は注目度が余り高くない4月の米住宅販売保留指数が7ヵ月半ぶりの高い伸びを記録したことや、5月の米国自動車売り上げ台数が前年比34%減の92万5824台となったものの、年初来の最高水準を記録したことが、景気底打ち期待を強めた。

豪ドル/円相場はここまで来れば次は80円の大台が当然見えている。豪ドル/円相場は早かれ遅かれ80円に到達すると思うが、週後半には2つの大きな関門が控える。1つは明日の欧州中銀政策金利発表、もう一つはあさっての米国雇用統計の発表である。明日の欧州中銀の政策金利発表では、政策金利が1%に据え置かれる見込みとなっており、金融政策の大幅な変更は予想されていない。ただ、ユーロの上昇が急ピッチであることから、欧州中銀の政策金利発表前後に一旦ユーロの利食いが強まる可能性も考えられ、その場合は、ユーロと連動性の強い豪ドルもつれ安となりやすい。

他方、米国雇用統計は、世界経済の回復期待が強まる中、米国経済の実態を示す経済指標として極めて重要な指標である。5月雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比53.0万人減少、失業率は4月の8.9%から9.2%への悪化が見込まれている。市場予想よりも悪い内容となった場合は、これまでの相場の流れが一転、株安、円高が進行する可能性もあるだけに、厳重な注意を要する。

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