G.COMデイリーレポート

G.COMデイリーレポート

5月26日(火)豪ドル/円

【今日のトピック】
地政学的リスクが増大した場合

【基調】
やや軟調。上値切り下がる

【目先の注目材料】
・地政学的リスク(北朝鮮の核実験、ミサイル発射)
・リスク回避志向
・米国債の格下げ観測、米自動車大手GMの経営問題
・ドル/円相場、ユーロ/円相場、ユーロドル相場、日米株価   

【本文】
今日日中の豪ドル/円相場は円高基調で推移し、午後4時前に73.33円まで下落した。豪ドル円相場と連動性の強いユーロ/円相場が下落したことが要因とみられる。ユーロ/ドル相場がほぼ4カ月ぶり高値水準の1.40ドル台では伸び悩み、今日昼過ぎにかけて1.39ドル台前半まで下落したことが、ユーロ/円相場を押し下げている。つづめていえば、ユーロ/ドル相場の下落により豪ドル/円相場が下落した。

目先の取引では休場明けのロンドン、NY市場の動向に注目したい。特に一旦1.40ドルの大台に到達したユーロ/ドルが更に上値を伸ばすのか、それとも一旦利食いのユーロ売り/ドル買いが強まるのかがカギである。米国債の格下げ観測やGMの破たん観測など、ドル売り材料が多いが、「ユーロ/ドルを1.40ドル台から買い上げるのにはまだ抵抗がある」との認識が強まれば、利食いの機運が更に強まるだろう(筆者は中長期的にはユーロ高/ドル安を予想するが)。

他方、目下の不透明要因は北朝鮮の軍事行動が為替相場に与える影響である。北朝鮮の核実験やミサイル発射は、東アジア情勢の緊迫化、更に大きくとらえれば国際情勢の緊迫化、いわゆる地政学的リスクの増大につながる。東アジア情勢の緊迫化について強く意識されれば、日本の安全が脅かされることから円が売られやすい。昨日昼過ぎの円の下落がこの動きである。一方、地政学的リスクの増大について強く意識された場合はどうなるか。

地政学的リスクが増大した場合、買われやすいとされるのが、有事の資産の避難先として定評のあるスイスフランであり、ユーロである。逆に売られやすいのが、中東や北朝鮮と緊張状態にある米国である。ただ、今週の取引ではこれまでのところ、ユーロ買い/ドル売りが強まるには至っていない。また、地政学的リスクが強まり、株式への投資を引き揚げる動きが強まる場合は、外貨買い/円売りのポジションを解消する動きが活発になる可能性がある。

地政学的リスクの増大が為替相場に与える影響は複雑である。

バックナンバー

●当社提供のレポート類について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

のりかえ&おかえりキャッシュバックキャンペーン

口座開設キャッシュバックキャンペーン

高金利通貨キャッシュバックキャンペーン

業界最狭水準スプレッド

魅惑の通貨ペア、トルコリラ円

スワップポイント一覧

メキシコペソ/円のポイント

ポンド/円トレードを斬る

FXブログ