G.COMデイリーレポート

G.COMデイリーレポート

5月21日(木)ポンド/円

【今日のトピック】
英国格付け見通し引き下げの衝撃

【基調】
急落

【目先の注目材料】
・S&P社による英国の格付け見通し引き下げ
・ドル/円相場、ユーロ/円相場、日米株価

【本文】
本日はユーロ/ドル相場の堅調ぶり、上昇機運の強まりについて述べるつもりであったが、 急遽、ポンド相場について書くことにした。午後5時半に大手格付け機関S&P社が英国の格付け見通し引き下げを発表したことで、ポンド/円相場が瞬時にして3円近く下落(146.83円)したからである。 S&P社は英国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げ、同社のデビット・ビアーズ氏はその理由として、政府の債務残高が対GDP(国内総生産)比で100%に近付き、中期的にその水準付近にとどまる可能性があることを挙げている。

英国経済の急減速や、同国の大手金融機関の株価の相次ぐ暴落を背景に、ポンド/円相場は1月23日に過去最安値118.76円を記録。1月にも英国の財政危機への懸念が強まったが、英国政府の金融対策などを受けて、懸念が一旦後退。2月中旬以降は日本経済の深刻な落ち込みや世界経済の回復期待を背景とした円売りが強まり、4月6日には151.49円まで上昇した。

ポンド/円の4月以降の推移を見てみると、4月6日の高値と5月7日の高値150.84円を頂点に、150円ラインが当面の天井として意識されていることがお分かりいただけるだろう。そんな中、今回の英国格下げである。

午後6時半現在、ポンド/円相場は147円台に一旦反発し、落ち着きを見せているが、ポンドのファンダメンタルズの悪化は明らかである。ポンド/円相場は中期的に140円台割れが当然視野に入る。ポンド/円は値動きが大きく、売るタイミングには一段の慎重さを要するが、ドル/円相場と相関性が高いことから、株安、ドル/円下落の流れが強まる時が、ポンド売りのひとつの目安である。

バックナンバー

●当社提供のレポート類について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

のりかえ&おかえりキャッシュバックキャンペーン

口座開設キャッシュバックキャンペーン

高金利通貨キャッシュバックキャンペーン

業界最狭水準スプレッド

魅惑の通貨ペア、トルコリラ円

スワップポイント一覧

メキシコペソ/円のポイント

ポンド/円トレードを斬る

FXブログ