G.COMデイリーレポート

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5月15日(金)ユーロ/円

【今日のトピック】
ユーロ/円主導で円全面高

【基調】
急落。下値試し

【目先の注目材料】
・統一後最悪のユーロ圏、ドイツGDP
・ドル/円相場、ユーロ/ドル相場、日米株価
・5/15 米ミシガン大消費者信頼感指数速報値
・5/19 独ZEW景気期待指数、米住宅着工件数、住宅建設許可件数

【本文】
午後3時のドイツ第1四半期のGDP(国内総生産)速報値、午後6時のユーロ圏第1四半期のGDP速報値の発表を受け、ユーロが急落。ユーロ/円相場は14日朝に2週間ぶり安値128.85円を記録した後、今朝に131.15円まで反発したが、きょう午後6時過ぎには128.88円まで下落するなど、130円を挟んで値動きの荒い展開となっている。ユーロ円相場の下落に引きずられ、ドル/円相場も一時ほぼ2カ月ぶりに95円台を割り込むなど、ユーロ/円主導で円全面高が進行している。

ドイツ第1四半期のGDPは前期比マイナス3.8%、前年比マイナス6.7%となり、1990年のドイツ統一後最悪を記録。ユーロ圏第1四半期のGDPは前期比マイナス2.5%、前年比マイナス4.6%と、こちらも過去最悪を記録した。欧州中銀幹部の間で、今後の金融政策を巡ってドイツ連銀のウェーバー総裁を中心とするタカ派(金融引き締め重視派)と、更なる金融緩和の必要性を主張するハト派の意見の食い違いが表面化しているが、上記の経済指標の結果を鑑みれば、欧州中銀が金融を更に緩和するとの見方が強まるのが自然であろう。

今週のマーケットでは、米小売売上高の発表を受けて米国経済の回復期待が腰折れとなったが、ユーロ圏の経済の深刻な落ち込みが明らかになったことで、世界経済に対するセンチメントがさらに悪化する可能性がある。

目先は総じて円を買い戻す動きが続きやすいといえるだろう。

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