G.COMデイリーレポート

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5月11日(月)カナダドル/円

【今日のトピック】
カナダドル、対円、ドルで半年ぶり高値

【基調】
堅調

【目先の注目材料】
・ドル/円相場、ユーロ/円相場、日米株価、NY原油相場
・世界経済の回復期待
・5/12 カナダ貿易収支
・5/13 米小売売上高
・5/15 ユーロ圏GDP速報値、ミシガン大消費者信頼感指数速報値

【本文】
カナダドルは11日、対円、ドルでともに半年ぶり高値を記録。カナダドル/円相場は今朝に85.89円、米ドル/カナダドル相場(チャートはFXVisionでご覧頂けます)は午後3時半過ぎに1ドル=1.1475カナダドルを記録している。8日のNY原油相場の終値が半年ぶり高値の1バレル=58.63ドルを記録するなど、世界経済の回復期待が強まったことで資源国通貨に上昇圧力がかかっていることが背景。カナダは石埋蔵量世界第2位の資源国であり、カナダドル相場はNY原油相場と相関性が高い。また、8日に発表されたカナダ4月の雇用統計で雇用者数が、前月比5万人減との市場予想に反して前月比3万5900人増加したことがカナダドル相場を押し上げている。なお、カナダ4月の失業率は7年ぶり高水準の8.0%で、前月から横ばいとなっている。

カナダ中銀は先月21日に政策金利を0.5%から過去最低の0.25%に引き下げることを発表し、声明で2010年第2四半期末まで現在の金利水準を維持する意向を表明し、カナダ経済は想定よりも大きく落ち込む見込みで、2009年の経済成長率(GDP成長率)は前年比マイナス3.0%、2010年は前年比プラス2.5%、2011年はプラス4.7%との見通しを示している。なお、4月の雇用統計は予想と著しくかい離し、正確性について疑問を呈する向きも少なくないが、同国のGDPは12月が前月比マイナス1.0%、1月がマイナス0.7%、2月がマイナス0.1%、小売売上高は12月が前月比マイナス5.0%、1月がプラス1.8%、2月がプラス0.2%と、底打ちの兆しが出ている。

カナダドル/円相場のカギは、結局のところ、世界経済の回復期待が持続し、実質を伴うものとなるのかということになる。世界経済の回復期待については日米欧の株価の推移が物差しとなる。週初めの取引では、日経平均は小幅に上昇、欧州株式市場は午後6時過ぎ時点で軒並み1%以上下落しており、市場は世界経済の回復について懐疑的な姿勢をとっているといえよう。経済指標では、13日の米国小売売上高がポイント。

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