G.COMデイリーレポート

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3月23日(月)ドル/円

【今日のトピック】
今夜のガイトナー米財務長官の会見がカギ

【基調】
V字回復

【目先の注目材料】
・3/23 ガイトナー米財務長官会見
・FRB(米連邦準備委員会)による大幅金融緩和
・米長期金利(米国債10年物の利回り)
・AIG問題で揺らぐオバマ政権(ガイトナー財務長官辞任の噂)
・日米株価
・日本経済の深刻な低迷

【本文】
19日のレポートで述べたが、日本時間19日未明のFOMC声明で、FRB(米連邦準備委員会が3000億ドルの長期国債買い入れを実施したことで、米国の長期金利の指標である10年物国債の利回りは急低下。長期金利が低下すれば、住宅ローンや企業の長期借り入れのコストが低減することから、経済を下支える効果があり、株式市場では概ね好感されている。

外国為替市場では、米国の長期金利(国債の利回り)が低下すれば米国債の魅力の低下のにつながり、米国への資金流入が細るとの論理により、ドル売りが強まり、ドル/円相場は19日日中から最大ほぼ3円下落し、20日午前0時過ぎにほぼ1カ月ぶり安値93円54銭を記録。しかし、94円割れでは底固く推移し、週初めの取引では96.55円まで急反発している。

週末から週初めにかけてのドル円相場のV字回復をどう捉えればよいか。ドル/円相場は、FOMC声明を受けた米長期金利の急低下を一旦織り込んだと考えることができよう。ドル/円相場と米国債10年物の利回りの相関関係は非常に大きく(米国債10年物の利回りのチャートはFX Visionのサブメニュー内の債券情報からご覧ください)、米長期金利の低下は景気を下支えする一方、ドルの上値を抑制し続けるだろう。ただ、週初めにかけてのドル/円相場の急反発が示すように、ドルを強く売り込む材料としての役割は一旦終えたといえるだろう。

今週のドル/円相場の方向性を占うのは難しいが、週初めの日経平均が大幅に上昇するなど、市場のセンチメントがやや改善していることから、やや円売りが強まりやすい環境であるといえるだろう。日本時間今夜9時45分にはAIGの巨額ボーナス問題で窮地に立たされているガイトナー米財務長官が金融安定化策の具体的な内容について会見を行う。この会見に対するマーケットの反応が、今週の相場の流れを大きく規定するだろう。

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