G.COMデイリーレポート

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2月17日(火)ドル/円

【今日のトピック】
「リスク回避の円買い」はひとまず終焉

【基調】
上値試し

【目先の注目材料】
・日本経済の急激な落ち込み
・日本の政局の混迷
・米国経済の低迷
・米財政赤字の急拡大
・2/17 米自動車大手GM、クライスラー再建計画提出期限
・日米株価

【本文】
ドル/円相場は正午過ぎに40日ぶり高値92円75銭を記録した。2007年夏に米サブプライム住宅ローン問題が表面化してから今年初めに至るまでは、株価が下落すれば、外国為替相場ではそれまで積み上がってきた莫大な円売り/外貨買いポジションを買い戻す動き、いわゆる「リスク回避の円買い」が強まり、円高が進行した。しかし、昨日発表された日本第4四半期のGDP(国内総生産)が前期比年率マイナス12.7%と、35年ぶり低水準を記録。円高や世界経済の減速を背景に、輸出が前期比年率で13.9%落ち込んだことが直撃した。アメリカの同時期の成長率はマイナス3.8%に留まっており、主要先進国の中でも日本経済の落ち込みは群を抜いている。

すなわち、昨日の日本のGDP発表をもって「リスク回避の円買い」という、2007年夏から続いてきた外国為替相場の図式は終わりを迎え、本日は日経平均が下落するとともに、ドル/円相場で円安が進行している。我が国の政局の混乱も少なからず影響している。

ただ、物事は一筋縄では行くまい。一時は円高一辺倒に傾いていたマーケットの見方が徐々に修正されつつあるものの、米国で問題が山積する中、積極的にドルを買える状況でもなく、ドル/円相場は95円が一つの上値の目処と考えられよう。

目先は、本日17日が提出期限となっている米自動車大手GMとクライスラーの再建計画を睨んだ日本時間今夜からの米国市場の動向に注目したい。

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