G.COMデイリーレポート

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2月9日(月)ランド/円

【今日のトピック】
南ア中銀総裁、緊急利下げの可能性を示唆

【基調】
反発後、下落

【目先の注目材料】
・南ア中銀による追加利下げ観測
・日米株価、ドル/円相場、ユーロ/円相場
・2/11未明 ガイトナー米財務長官、金融安定化策を発表
・2/12 米小売売上高
・2/16 日本GDP(前期比年率マイナス11.7%の公算!!)
・2/24 南アGDP

【本文】
先週末の取引では、日本時間11日未明にガイトナー米財務長官が発表する予定の金融安定化策への期待感などを背景に米ダウ平均が200ドル以上上昇し、外国為替市場ではリスク回避志向の後退から円売りが活発化。ランド/円相場は7日早朝にほぼ1カ月ぶり高値9円59銭を記録した。しかし、週初めの取引では、株価や為替相場では更なる上値追いには慎重な向きが多く、米金融安定化策についての不透明感も相まって、米ダウ平均先物の下落とともに週初めの日経平均も100円以上下落し、8000円を割り込んで終了。週初めの東京市場では円買いが優勢となり、ランド/円相場は夕方に9円25銭まで下落している。

今週は日本時間11日未明にガイトナー米財務長官が発表する新たな金融安定化策に対するマーケットの反応が最大の争点だ。雇用情勢の悪化が深刻化する一方、一部の景況感指数は最悪期から改善を示し、中国上海株価指数は先週に5%以上上昇し、週初めも続伸するなど、悲観一色の状況ではなくなってきている。先週からの株高、円売りが続くのか、続かないのか、今週がカギを握る。

なお、南ア中銀のムボウェニ総裁は6日、2月末までに発表されるデータの結果次第で、次回4月を待たずに金融政策委員会を開く用意があることと述べ、場合によって緊急利下げがありうることを示唆している。今月24日に発表される南ア第4四半期のGDP(国内総生産)は、一部のエコノミストによると前期比年率マイナス4.6%と、過去10年間で最も低い伸びになると見込みで、速かれ遅かれ南アの金利は更に低下する可能性が高い。

ランド/円相場は市場のリスク許容度の推移に大きく左右される。つまり景気の先行き見通しが改善した場合、株価が上昇するとともに、ハイリスク・ハイリターン型の資産とされるランドが買われ、逆もまた然りとなる。つまり、ランド/円相場は、日米株価動向に大きく左右されることが多い。ただ、今月末にかけて南ア中銀による緊急利下げが現実味を更に増してくれば、ランド相場に対して下落圧力が強まってくる可能性があることに注意を喚起しておきたい。

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