G.COMデイリーレポート

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2月3日(火)ランド/円

【今日のトピック】
南ア中銀、5日に大幅利下げの公算

【基調】
やや軟調

【目先の注目材料】
・南アの政局不安
・南ア中銀の大幅利下げ観測
・日米株価、ドル/円相場、ユーロ/円相場
・2/4 ADP全米雇用報告、米ISM非製造業景況指数
・2/5 南ア中銀政策金利発表
・2/5 欧州、英国中銀政策金利発表
・2/6 米国雇用統計

【本文】
ランド/円相場は昨夜に1週間ぶり安値8.59円を記録した。NZ中銀による追加利下げ観測や英銀大手の格下げなどにより、欧州・オセアニア通貨主導で円買いが強まったことが背景。しかし、昨夜の米ISM製造業景況指数が昨年6月以来初めて改善したことでリスク回避志向が後退し、円が各通貨に対して売られ、今日午前に日銀が銀行保有株買い取りを再開することを発表したことを受け、ランド/円相場は8.85円まで反発した。

ランド/円相場は、通常南アフリカの材料に反応することは少なく、日米株価やドル/円、ユーロ/円相場の動向に影響を受けることが多い。ただ昨年は、南アの電力供給危機や暴動、政情不安でランド相場が急落。、南アの材料にランド相場が反応した場合、大幅な下落につながることが多く、要注意だ。

南アの当面の懸念材料は、年央までに実施される南ア総選挙の動向だ。南アでは、与党アフリカ民族会議(ANC)のズマ党首が次期大統領の最右翼だが、26日のレポートでも述べたように、幾多の容疑で起訴されており、昨年ANCから分離して成立した野党Copeの党首レコタ(Lecota)氏は、29日の英FT紙で、ズマ氏は政治的権力で事態の解決を目指す可能性があり、総選挙で与党を打ち負かすことが出来なければ、南アフリカは堕落するとの見解を表明。南アフリカは、まさしく国家の方向性を左右する極めて重要な時期に差し掛かっている。

現時点では、南アの野党連合は総選挙で15%程度の議席しか獲得できないとみられており、同国の不安定な政局は潜在的なランド売り材料になりやすいといえよう(Lecota氏は、南ア国民と与党ANCの「ハネムーンは終わった」と述べ、政権奪還に強い意欲を示している)。また、今週5日の南ア中銀政策金利発表では、現在11.5%の政策金利が0.5〜1%引き下げられる公算で、今後も大幅に低下する可能性が高いと考えるの自然であり、ランド/円相場は下落リスクの高い状況が続きやすいといえよう。

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