G.COMデイリーレポート

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1月5日(月)ユーロ/ドル

【今日のトピック】
ユーロ、年末年始に失速

【基調】
やや軟調

【目先の注目材料】
・米国株式市場
・欧州中銀による政策金利引き下げ観測
・オバマ次期米大統領の大型景気対策への期待
・米国の厳しい経済情勢
・中東情勢
・1/6 米ISM非製造業景況指数
・1/9 米国雇用統計
・1/15 欧州中銀政策金利発表
・1/20 米大統領就任式

【本文】
ユーロ/ドル相場は昨年夏から秋にかけて暴落し、秋から冬にかけて低迷した後底打ち感が強まり、12月中旬に急反発。12月18日にほぼ3カ月ぶり高値1.4715ドルを記録。その後は伸び悩み、新年2日の米ダウ平均が250ドル以上上昇したことや、4日には欧州中銀(ECB)のパパデモス副総裁が政策金利引き下げの必要性を主張したことを背景に、ユーロ/ドル相場は今日夕方に2セント以上急落し、ほぼ3週間ぶり安値1.3675ドルを記録している。

年末年始に発表された米国経済指標では、10月の米S&Pケース・シラー住宅価格指数が前年比18.0%低下し、過去最大の下落幅を記録し、12月の米消費者信頼感指数が過去最低の38.0、米ISM製造業景気指数が28年ぶり低水準の32.4と、米国経済の悪化が続いていることが示されたが、年始のマーケットはオバマ氏への期待感によりマーケットのセンチメントが大きく改善している。一方、欧州中銀のトリシェ総裁が年末に1月の利下げについて慎重な発言をしたことが先月中旬からのユーロの急上昇の一要因となっていただけに、来週15日に欧州中銀が理事会で政策金利を引き下げるとの観測がさらに強まれば、ユーロはやや軟調な推移が継続しやすい。

筆者は今年のユーロ/ドルの大きな流れはユーロ高/ドル安とみるが、今月は上述の状況が変わらなければ、ややユーロ安/ドル高基調が続きやすいとみる。今月のユーロ/ドルのポイントとしては、15日の欧州中銀による利下げの有無、そしてオバマ氏への期待感がマーケットにどのように反映されるかという2点を挙げたい。9日の米国12月雇用統計は、焦点の非農業部門雇用者数が前月比48万人減少と厳しい数字が予想されているが、市場予想とよほど大きくかい離しない限り、ドル相場への影響は限定的となりそうだ。

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