G.COMデイリーレポート

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7月9日(水) ランド/円

【今日のトピック】
ランド/円、ほぼ40日ぶり高値

【基調】
やや堅調

【目先の注目材料】
・南ア携帯電話大手MTNグループの合併交渉
・南ア中銀による追加利上げ観測
・日米株価
・NY原油相場
・ドル/円相場

本文

ランド/円相場は夕方にほぼ40日ぶり高値13.95円を記録した。バーナンキFRB議長が緊急の資金供給措置を継続する意向を表明したことで日米株価が上昇し、円売り/高金利通貨買いが強まったことに加え、インドのリライアンス・コミュニケーションズが南アフリカの南ア携帯電話大手MTNグループと合併交渉を行っているとの報道がランド買い材料視されていることが背景。先月発表された南アフリカ5月のCPIX(コア消費者物価指数)が前年比+10.9%と、5年半ぶり高水準を更新し、南ア中銀が次回8月に追加利上げを行うとの観測もランド相場を下支えしている。

1月に南アフリカで電力供給危機が強まったことや3月にドル/円相場がほぼ12年ぶり安値に下落したことが相まって、ランド/円相場は3月にほぼ5年半ぶり安値11.57円を記録。その後も6月に南アフリカで隣国からの移民への暴動が激化したことを受けてランドが急落する場面もあったが、国内情勢が一旦落ち着いたことを背景にランド相場が反発している。南アフリカでは、高い失業率や貧困を背景に犯罪率が高く、エイズの蔓延が続くなど、国内情勢が不安定であることに加え、同国の経常赤字が第1四半期に対GDP比で9.0%に達し、26年ぶり高水準に達するなど、ランドの潜在的な下落要因は数多いが、目先の取引では主要国の株価動向がポイント。本日の日経平均は、前日の米株の上昇を受けて前場は大幅上昇したが、後場にイランによるミサイル試射の報道を受けて地政学的リスクが強まり、日経平均は上げ幅を大幅に縮小。 本日の欧米市場の反応が注目される。株価が上昇基調となれば、ランド/円相場が上値を伸ばしそうだ。

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