G.COMデイリーレポート

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6月18日(水) ポンド/円

【今日のトピック】
英国中銀総裁、財務相に書簡を送付

【基調】
上値重く

【目先の注目材料】
・英国中銀の利上げ観測の後退
・6/18 英国中銀金融政策委員会議事録
・日米株価
・ドル円相場

本文

昨夜発表された英国5月の消費者物価指数(CPI)は、前年比+3.3%と、1997年の集計開始以来の最高水準を記録。英国中銀の物価誘導目標の上限は前年比+2%で、+3%以上となれば、英国中銀総裁が財務大臣に書簡にて状況を報告する義務がある。英国中銀はその書簡を消費者物価指数発表の1時間後に公表し、キング総裁はダーリング財務相に対し、消費者物価指数は年内に4%を上回る可能性があり、来年あたりにかけて書簡を送り続けることになりそうだとの見解を表明した。ただ、英国中銀は2年以内にCPIを2%以内に収めることを目標としているとし、金利を引き上げる必要性を示さなかったことを受け、ポンド/円相場は昨夜に最大2円近く急落した。

英国は、インフレ(物価上昇)圧力が強まる一方、経済活動が減速する、いわゆるスタグフレーションの様相が強まっており、英国中銀は近年で最も困難な状況に直面している。先週9日に発表された英国5月の生産者物価指数は、産出指数、投入指数ともに1986年の調査開始以来の最高水準を記録し、年内に3、4回政策金利が引き上げられるとの観測が浮上したが、ほんの2か月ほど前までは政策金利の引き下げが見込まれていたばかりだ。英国の経済情勢は不透明感が強まっており、ポンド/円相場も方向感の定まらない状況が当面続きそうだ。

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