G.COMデイリーレポート

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6月13日(金) ランド/円

【今日のトピック】
南ア中銀利上げ幅、予想下回る

【基調】
やや軟調

【目先の注目材料】
・6/19 南ア経常収支
・ドル/円相場
・日米株価
・米大手金融機関決算発表
・NY原油
・金相場

本文

南ア中銀は昨日、政策金利を11.5%から12.0%に引き上げることを発表した。金利の引き上げ幅が市場予想の1%を下回ったこと受け、発表後ランド/円相場はほぼ20日ぶり安値13円20銭を記録した。南アの高金利が強い魅力であることは言うまでもないが、南アでは、インフレ(物価上昇)圧力が非常に強い一方、経済減速懸念が強まっており、ランドは金利以外の買い材料が見当たらない情勢。
先月には、南アフリカで移民への暴動が激化するなど、国内情勢が不安定であることから、不透明感の強い状況が続きそうだ。

目先の材料で特に注意を要するのが、来週19日発表の南ア経常収支だ。経常収支は、その国と外国とのモノ、サービスや資本の収支を示す指標で、南アなどの発展途上国は、海外からの投資資金に依存する割合が大きく、経常赤字が膨らみやすい傾向になっている。経常赤字は外国に対する借金に相当し、借金の額が増えれば返済能力への懸念が強まり、その国の通貨が急落することもある。南アの経常赤字は、昨年第3四半期に対GDP(国内総生産)で8.1%に上り、ランド相場下落の要因となっている。19日発表の第1四半期の経常赤字は対GDP比で過去最大の8.7%への上昇が見込まれており、結果次第でランドが売り込まれる可能性も秘めており、厳重な注意を要する。

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