G.COMデイリーレポート

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4月10日(木) ユーロ/ドル

【今日のトピック】
今夜の動向に厳重注意!!

【基調】
堅調

【目先の注目材料】
・4/10 トリシェ欧州中銀総裁定例会見
・4/11,4/12 G7
・米国株価
・来週の米大手金融機関決算発表

本文

ユーロ/ドル相場は夕方に過去最高値1.5911ドルを記録した。これまでの過去最高値は今年3月17日に記録した1.5903ドル。来週の米大手金融機関の3月期決算の発表への懸念が根強い中、米証券大手のメリルリンチの第1四半期の評価損が60億ー65億ドルに達すると報じられたことが日米株価やドルの大きな重石となっている一方、日本時間今夜に欧州中銀のトリシェ総裁が定例会見でインフレへの強い警戒感を示し、ユーロ圏の利下げ観測が後退するとの思惑が強まっていることが背景。先週発表されたユーロ圏2月小売売上高が市場予想に反して前月から減少するなど、ユーロ圏経済の減速懸念が強まっているものの、ユーロ圏3月の消費者物価指数は前年比+3.5%と、過去最高を記録し、欧州中銀の物価誘導目標の上限である前年比2%を大きく上回っており、欧州中銀幹部からはインフレを非常に強く警戒する発言が相次いでいる。

仮にトリシェ総裁がインフレへの強い懸念を示す一方、日本時間今夜からの米国株価が大きく下落すれば、ユーロ/ドル相場が1.60ドルの大台を突破する可能性が高まってくる。ユーロ/ドル相場が1.60ドルラインを上抜ければ、ドル売りに拍車が掛かる可能性があり、為替相場が再び大混乱に陥る可能性を秘めている。今夜の相場動向には要注意だ。

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