ポジション比率情報

前営業日のポジション比率情報(毎日更新)

「ポジション比率情報」とは、当社「外為どっとコム」の外国為替保証金取引『外貨ネクスト』にてお取引いただいておりますお客様の実際のポジションの売り買いの比率を表しております。
上段の棒グラフにつきましては、その日の『外貨ネクスト』のポジションの売り買いのバランスを合算して表示しており、下段の折れ線グラフにつきましては、過去から現在までのポジションの売り買いのバランスの推移を表示いたしております。

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ポジション比率情報から見る月の顧客動向


【ポジション比率情報の比較(前月比)】

8月末時点のポジション比率情報

7月末時点のポジション比率情報


【8月の為替相場】

 ドル/円は、4日に本邦政府・日銀による円売り介入を受けて80.24円まで上昇したが、5日のNY市場終了後、格付け会社S&Pが米国債の格付けを従来の「AAA」から「AA+」に1段階引き下げを発表すると、8日の取引開始直後よりドル円は下落。介入による上昇はわずか3営業日しかもたなかった。9日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、異例の低金利を据え置く期間を「長期間」から「少なくとも2013年半ばまで」に変更した事を受けてドル売りが優勢となり、11日には一時76.30円まで下落。今度は77円の節目が上値抵抗として意識された。19日、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙の報道として中尾財務官が「頻繁に介入する計画はない」等との認識を示したことが伝わると、ドル/円はストップロスを巻き込みながら急落、75.94円の戦後最安値を記録した。その後、25日にはドイツ格下げの噂を手掛かりにユーロ売り・ドル買いが進むと、ドル/円は一時77.69円まで上昇。しかし上値は重く、翌26日、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は講演で、量的緩和第3弾(QE3)についての明言は避けたものの、9月のFOMCを当初の1日から2日間の日程に変更する事が伝えられると、市場では追加金融緩和期待からドルが売られ、ドル/円は再び76円台へと値を下げた。
 ユーロ/円は、4日の円売り介入を受けて一時114.16円まで上昇したが、その後はS&Pによる米国債格下げを受けたリスク回避の動きが優勢となり、下落。また11日には前日にフランスの格下げの噂や大手仏銀が公的支援を要請するとの噂が広がった事からユーロ売りが強まり、一時108.00円の安値をつけた。その後は欧州中銀(ECB)による国債買い入れが昨年5月のプログラム開始以来の最大規模となった事や、独8月製造業PMIが予想を上回った事などを背景にユーロ/円は堅調に推移した。しかし、26日にフィンランド首相がギリシャの担保差し入れが認められなければギリシャ救済案からの離脱の可能性を示唆した事や、29日にトリシェ欧州中銀(ECB)総裁が「インフレリスクを見直す」と発言した事がユーロの上値を重くした。
 スイス/円は、米国の景気減速が意識される中、米国債格下げをきっかけにドル売りが強まると共に、市場ではリスク回避の動きが強まった。その受け皿として金が史上最高値を更新した他、通貨ではスイスフランに買いが集まり、9日には1990年9月以来の高値水準となる108.71円を記録。しかし、10日にスイス中銀(SNB)はスイスフラン高対策を拡充する事を発表し、翌11日には「スイスフラン建ての預金に1%の税金が課せられる」と噂が広がった。12日には欧州株が持ち直した事を手掛かりに、ユーロ/スイス相場でユーロ買い・スイス売りが強まった事などを受けてスイスフランが急落すると、17日には95.61円まで下落。その後は96円台を中心としたもみ合いが続いた。26日のバーナンキ米FRB議長の講演では、一部で期待されていた量的緩和第3弾(QE3)などの追加緩和策は示されなかったこと受け、ドル買いが強まるとドル/スイスが急騰し、スイス/円は94.47円まで急落。また、30日には上海株や時間外のNYダウ平均先物の下落を背景に、スイス/円は月の安値となる93.22円をつけた。

【ドル円相場の顧客動向】

ドル円日足1ヶ月

ドル円ポジション比率


ドル/円はポジション比率から見ると買いが90%以上を占める状況が続き、4日の政府・日銀が円売り介入に踏み切った際も売り買いの比率にほとんど変化は見られず、注文状況から見ても売り決済が普段の日よりもやや多い程度であった。その後は76円台でこう着した相場展開が続き、19日には75.94円の戦後最安値を記録したものの、ポジション比率に変化は見られず、また注文状況でも売り買いどちらかに偏った様子は見られなかった。しかし、25日に一時77.69円まで上昇した際、ポジション比率では売りが12.1%にまで増加(10%を超えたのは8月で唯一)し、翌26日は新規を中心に買いが増加した。背景には月の中旬から下旬にかけて76円台でこう着が続いていたが、約半月ぶりに77円台後半へと上昇した事で売りポジションが増加、翌日の下げで新規の押し目買いが出たものと推測される。

【ユーロ円相場の顧客動向】

ユーロ円日足1ヶ月

ユーロ円ポジション比率


ユーロ/円はポジション比率から見ると月初は買い90%前後で推移していたが、その後月末にかけてわずかではあるが売りが増加すると、買いは25日には75.5%にまで減少した。注文状況から見ると、18日に新規の買いが大きく増加したのが目立つ。この日は米経済指標の悪化を背景にNYダウ平均は一時520ドル超の下げを記録し、ユーロ/円は109.25円まで下落したことから、下げたところを押し目と見て買いで対処したものと推測される。また29日には欧米株価の上昇を背景に111.92円まで上昇すると、新規の売りが40%弱に達した。112円台に乗せられなかった事を背景に、新規の売りが出た模様である。

【スイス円相場の顧客動向】

豪ドル円日足1ヶ月

豪ドル円ポジション比率


スイス/円はポジション比率から見ると、相場は堅調に推移したものの売りが90%以上をキープ。しかし、9日を境に買いポジションが増加すると、中旬には売り買いの比率が逆転。その後はもみ合いを続けるも、下旬に入り再び買いが増加し、30日には一時71.1%に達した。注文状況から見ると、25日は新規・決済を含めた売りが目立つ一方、翌26日には新規を中心に買い優勢となった。前者について、上昇するも98円の節目を突破できなかった事で上値の重さが意識された可能性がある。また後者については、1日で3円以上の下落となったことで、押し目と見て新規の買いで参入する動きが見られたのではないかと推測される。


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