ポジション比率情報

前営業日のポジション比率情報(毎日更新)

「ポジション比率情報」とは、当社「外為どっとコム」の外国為替保証金取引『外貨ネクスト』と『FXステージ』にてお取引いただいておりますお客様の実際のポジションの売り買いの比率を表しております。
上段の棒グラフにつきましては、その日の『外貨ネクスト』と『FXステージ』のポジションの売り買いのバランスを合算して表示しており、下段の折れ線グラフにつきましては、過去から現在までのポジションの売り買いのバランスの推移を表示いたしております。

ポジション比率情報ダウンロード[XLS]XLS

ポジション比率情報から見る11月の顧客動向


【ポジション比率情報の比較(前月比)】

10月末時点のポジション比率情報

11月末時点のポジション比率情報


【11月の為替相場】

11月は下旬まで値動きに乏しい展開が続いたものの、その流れを大きく変えたのは25日に発生した、政府系持ち株会社ドバイ・ワールドの債務返済繰り延べ要請の問題であろう。 この事件により、世界は信用収縮による恐怖を再び味わうこととなった。 ドル/円にもその流れが波及してドルが売られ、26日には一時84円79銭と1995年7月以来の円高水準を記録した。 だが今回は欧米の金融機関がいち早くドバイへの融資額を公表した結果、市場がリスクは限定的と捉えたことや、本邦の政府要人から円高けん制発言が相次いだことから、円高進行が一服して月を終えた。
為替相場も月後半の急変時以外、概ね動きが少なかったこともあり、売買比率も変化が少ない通貨ペアが多く見られた。 その中で動きが目立ったのがスイス/円であろう。月前半から後半にかけて88円〜89円のレンジが継続、その間は約6:4で売り持ちが優勢であったものの、後半にレンジを割り込む場面では売り買いが逆転、その後の下落局面でも買いがわずかに増えた程度となり、若干買い優勢のなかで11月を終えている。

【ドル円相場の顧客動向】

ドル円日足1ヶ月

月の中で最も大きなトピックはドバイ問題であるが、それ以前から頭が重い展開が続いていた。 3日に高値91円29銭を記録したものの、同日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文にて低金利政策が長期化する見通しが出されたことや、6日発表された10月雇用統計が市場予想を下回る結果となったことから頭の重い展開となり、月後半まで上下約2円という狭いレンジ相場が続いた。 その後24日に発表されたFOMC議事録が伏線となり、それまでのレンジの下限であった88円50銭レベルを割りこんだところへ26日のドバイ・ショックが発生、27日の早朝には84円79銭まで円高が進んだ。 
今回の円高進行について時間という観点で捉えた場合、27日の安値を記録した時刻は朝9時前であり、26日に87円10銭の年初来安値を突破して86円29銭の安値を記録した際も12時過ぎという、いずれも取引の比較的薄い時間を狙っての動きであったため、安値をつけた後の戻りも早かったという共通項が上げられる。 そのため、87円や85円といった心理的節目を突破したものの、そこからさらに追随する勢力が出なかったことで売り勢力がしぼみ、急速に買い戻されたことが、今回の円高が一時的なものになった背景と推測される。
売買動向を見ると、月後半での相場下落局面を除くと全般的に小動きであったこともあり、概ね買い持ちが8〜9割を占めていた。 なお27日の14年ぶり安値を更新する場面においては買いが増加、一時は買いが約92%を占めた。 売買動向か読み取る限り、レンジ下抜けにより順張りで攻めた市場参加者は少なく、下落局面を押し目と見て買いで挑んだ向きのほうが多かったようだ。


【ユーロ円相場の顧客動向】

ユーロ円日足1ヶ月

月の上旬から中旬にかけ、ドル/円、ユーロ/ドル共にこう着した展開が続いたため、ユーロ/円も頭の重い展開のなかでレンジ相場が継続した。 5日にはトリシェ欧州中銀(ECB)総裁から出口戦略への言及と受け止められる発言が出たものの、相場を動かすきっかけにはならなかった。 しかし24日の米FOMC議事録がきっかけとなりドル安が進行し、ユーロ/ドルが昨年8月以来の高値1.5145ドルを記録、金価格が史上最高値を更新したものの、ドル/円の下げにつられる形でユーロ安が進行した。 27日のドバイ・ショックでは円高進行に加え、欧州銀行の貸し出しの多さが嫌気され、一時126円83銭まで売られる場面が見られたものの、UAE中銀が流動性供給に出たことなどから、市場参加者がドバイ発の金融不安の影響が限定的と捉えたことで、ひとまず混乱は収束に向かい、129円51銭で11月を終えた。
売買動向を見ると、月上旬ではレンジ相場が継続したことから、135円に迫る場面では売り持ちが約4割に増加したものの、中旬以降の下落局面では買いがじわじわと増加し、27日にドル/円が14年ぶりの安値を記録する場面では買いが約8割に達した。 今回の下げ局面ではレンジを下抜けて順張りする向きよりも、押し目と見て買いに動いた参加者が多かったと推測される。


【ポンド円相場の顧客動向】

豪ドル円日足1ヶ月

3日に英金融機関2行が資本注入を受け、金融不安が高まったことでポンドが売られたが、5日に発表された英中銀(BOE)議事録において、資産買い入れ額の縮小が発表されると金融不安が後退してポンド買いの流れとなった。 9日にはM&Aの思惑からくる実需のフローの期待から、一時151円61銭までポンドが買われた。 
その後は148円〜151円でのレンジ相場へと突入した。 しかし次第に流れは下向きに転じ、下旬でのドバイ・ショックの場面ドル/円の下げにつられ、一時139円20銭まで下落したものの、円高進行が短期間であったことから、ポンド/円も141円89銭まで戻して月を終えた。
売買動向を見ると、月後半に下落局面に入るまで概ね148円〜151円を中心としたレンジを形成しており、売買比率では約7:3で買いが優勢の展開が続いた。 後半にそれまでの中心レンジを下抜け、27日には139円台に突入したものの、むしろ買いがわずかに増加し、約8:2で買い優勢の状態で11月を終えた。


●当社提供のレポート類について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

米雇用統計特別企画

業界最狭水準スプレッド

魅惑の通貨ペア、トルコリラ円

スワップポイント一覧

ポンド/円トレードを斬る

FXブログ