ポジション比率情報

前営業日のポジション比率情報(毎日更新)

「ポジション比率情報」とは、当社「外為どっとコム」の外国為替保証金取引「FXステージ」と「外貨ネクスト」にてお取引いただいておりますお客様の実際のポジションの売り買いの比率を表しております。
上段の棒グラフにつきましては、その日の「FXステージ」と「外貨ネクスト」のポジションの売り買いのバランスを合算して表示しており、下段の折れ線グラフにつきましては、過去から現在までのポジションの売り買いのバランスの推移を表示いたしております。

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ポジション比率情報から見る顧客動向


【ポジション比率情報の比較(前月比)】

2月末時点のポジション比率情報

3月末時点のポジション比率情報


【3月の為替相場】

例年3月は輸出企業の為替予約に押されて円高となる局面が多かったものの、今年は米企業の業績に一喜一憂する展開となり、株式市場と連動性が見られたのがポイントである。 
たとえば12日のバンクオブアメリカの好決算や、反対に30日の米自動車大手GMとクライスラーの再建案が米政権の自動車作業部会での拒否などであり、前者の場合は株式が上がると為替もリスク選好の動きからドル/円やクロス円に買いが入るも、反対に後者ではリスク回避の動きから売られる場面が見られた。 先の動きをうけて為替相場ではドル/円は99.68円まで上昇し年初来高値を更新、クロス円も軒並み年初来高値を更新する動きとなった。 
要因として、3月は2月に比べ、世界的な株価の底打ち感がポイントに挙げられる。日本や欧米の月末の株価が、月初と比べると1割以上上昇したことからも、投資家のアセットは少しずつ回復しているものと思わる。 投資家のリスク選好の場面ではクロス円や米ドルが買われ、反対に回避局面では上昇したクロス円の買い戻しによる円買いに走る場面が見られた。
なお以下で触れる3通貨以外の売買比率を見ると、ユーロ/ドルとポンド/ドルはFOMCをはさんで買い持ちが下がり、売り持ちが上昇しており、ここの値動きで売る人が多かったことが読み取れる。
クロス円で目立った動きをしたのがスイスフラン/円である。12日にSNB(スイス中央銀行)が為替介入を行ったことで数日間続いたフラン安が反転、一時的にそれまで売り持ちが多く買い持ちが少ない流れが逆転する場面がみられた。 しかし、このような動きも一時的であり、その後は売り持ちが約60%、買い持ちが約40%という流れが続いた。

【ドル円相場の顧客動向】

ドル円日足1ヶ月

3月の為替相場は年初の市場関係者の相場予想に反し、全般的に円安となった。ドル/円は先月の流れを引き継ぎ上値トライで攻めて5日に高値99.68円まで上昇したが、100円にあったオプションの売りがこなせず、その99円台が次第に重くなった。
3月17・18日、米国でFOMC(連邦公開市場委員会)が開催され、金利は据え置いたが長期国債の買い入れが表明されたことで長期金利が急落、市場参加者が長期金利の下落によりドルの価値が下がると捉えたことからドル/円は短期的に調整局面入りとなり、翌19日には93.54円まで下落。
23日にFRBと財務省が共同声明にて、大手金融機関の破綻回避に向けて全力で取り組むことが伝えられると市場では好感され、米ダウは497ドル高、ナスダックが98.5ポイント高で引けた。 これにより今まで米ドルや日本円の買いといった、どちらかというと資産防衛的な流れがクロス円の買いなどのリスクをとる流れとなり、3月23日から月末にかけて円安に向かうトレンドを描き、再び高値を窺う展開となった。この流れが4月の100円突破への流れを作ったものと見られる。
なお売買比率については、月前半から18日のFOMCを迎えるまでは買い持ちが60〜70%、売り持ちが30〜40%で安定的に推移していたが、その後ドル/円が93.54円をつけにゆく過程において買いが大きく膨らみ、一時は76%台まで上昇した。 その後は買い持ちが約70%、売り持ちが約30で安定していたが、31日にかけて100円を目指す過程では買い持ちが役60%、売り持ちが40%弱となった。 このことから今月の安値をつける場面では押し目買いが、月末の100トライの場面では、100円台の堅さから買い持ちの解消もしくは新規の売りが出たものと推測される。


【ユーロ円相場の顧客動向】

ユーロ円日足1ヶ月

月を通して見ると緩やかな上昇トレンドが継続。 月末に買いポジションに調整が入ったが、その後の戻りも比較的順調であった。
上旬は前月の上昇の反動からか、やや軟調な展開でスタート。 3日に安値121.72円まで下落し、その後5日ECB(欧州中央銀行)は政策金利を0.50%利下げして1.50%に引き下げた。 加えてトリシェECB総裁が会見にてユーロ圏の景気回復が遅れ、インフレ率もECBが目標としている2%を大きく下回ると発言したものの、3日につけた安値を下回ることなく推移したことで121円後半が底堅くなり、上昇局面に入っていった。 
その後ユーロ/ドルが16日に2月10日以来となる1.30ドルを超えたことでユーロ/円も130円の大台に乗せ、そのまま24日に高値134.49円をつけるまで緩やかな上昇トレンドが継続した。 しかしその日は翌週(4月2日)のECB(欧州中央銀行)理事会での利下げ観測から値を下げ、高値から3円弱値を下げて終了している。
30日は米自動車大手GMの再建案が米政権の自動車作業部会によって拒否されると大きく値を下げ、同日に126.37円まで下落したものの戻りも早く、3月は131.10円で引けた。
なお売買比率をみると、月を通してどちらかにポジションが偏る場面が少なく、相場上昇に比例して少しづつ売り持ちが増えていった だが24日に高値をつけた場面では買い持ちが売りもちを上回り、30日のGM報道による下げ局面においては買い持ちが60%台後半になったものの、次の日に60%割れに押し戻されたことを見ると、30日から31日の動きはデイトレード的な動きが中心であったのかもしれない。


【豪ドル円相場の顧客動向】

豪ドル円日足1ヶ月

全般的に自国経済よりも世界経済の流れにあわせて動く展開が多く、3日火曜にRBA(オーストラリア準備銀行)政策金利が発表され、予想外の金利据え置きにより豪ドルが買われて3月がスタート。 1月小売もプラス、Q4経常収支も市場予想よりも赤字幅が少なかったことで4日には64.78円まで上昇したが、Q4GDPが前期比-0.5%と市場予想の+0.2%を下回ったことが市場にネガティブプライスとなり、瞬間的に急落する場面が見られた。 その後は翌5日に発表された1月住宅建設許可や1月の貿易収支が市場予想を下回り、62円から64円のレンジで底練りが続いた。
中旬に入り12日になると、東京市場で発表された日本の10-12月期GDPが一時速報値の-12.7%から-12.1%に改善され、ドル/円相場で円買いが強まった流れを受け、豪ドル/円も一時61.40円まで下落した。  だがNY時間でシティグループに続きバンクオブアメリカの黒字決算が伝えられると、一転して今度はドル/円の上昇に連られ、いままで抵抗であった64円台をクリア、今度は64円台を支持に変えて下旬に向けて上値を試す展開へと移った。
下旬に入っても中旬の流れは止まらず、24日に高値69.61円をつけるまで上昇したが、ドル/円が100円の壁の攻略に手こずっていたこともあり、70円の大台が近くて遠いところであった。 そこへ30日に米政権の自動車作業部会が米自動車ビッグスリーのGMとクライスラーに対する再建計画を拒否したことが伝えられると、ドルが売られる形で連れ安となり64.98円まで下落したものの、31日は年度末ということもあり、結局3月の引値は68.43円となった。
売買比率を見ると、1ヶ月を通してみると買い持ちがだいたい70%弱から80%前半、売り持ちが20%〜30%前半に収まっている。 世界的な低金利の中で政策金利を3.25%に保っていたことや、緩やかな上昇トレンドにある中においては、売りにくい通貨として認知されていたものと推測される。


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