ポジション比率情報

前営業日のポジション比率情報(毎日更新)

「ポジション比率情報」とは、当社「外為どっとコム」の外国為替保証金取引「FXステージ」と「外貨ネクスト」にてお取引いただいておりますお客様の実際のポジションの売り買いの比率を表しております。
上段の棒グラフにつきましては、その日の「FXステージ」と「外貨ネクスト」のポジションの売り買いのバランスを合算して表示しており、下段の折れ線グラフにつきましては、過去から現在までのポジションの売り買いのバランスの推移を表示いたしております。

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ポジション比率情報から見る顧客動向


【ポジション比率情報の比較(前月比)】

10月末時点のポジション比率情報

11月末時点のポジション比率情報


【11月の為替相場】

11月の為替相場はドル・スイスフラン相場を除いてやや軟調となったものの、10月に見られたような大幅下落局面は見られず、比較的値動きも小幅となった。一時期に比べると、米国発金融不安を受けたパニック的な売買は見られなかったが、その不安を払拭するような材料が少なかったために、どの通貨も上値は抑えられる格好となった。
11月のドル円相場は一時100円台乗せとなったものの、米国発金融不安が完全に払拭されなかったこともあって、上値は抑えられる展開となった。米国経済指標の悪結果が発表されたときには、積極的にドルが売られる展開となった。米国経済指標は悪結果となるものが多く、11月20日には93円台半ば付近にまで下落したものの、米国発金融不安を受けたパニック的なドル売りはほとんど見られなかった。また、米国株式相場も11月最終週あたりから持ち直したこともあって、ドル円も下げ止まりを見せたが、上昇圧力も弱く、結局月末まで一進一退の推移が続く格好となった。
ユーロ円などのクロス円通貨は、ドル円に追随するような値動きが続いた。今回の金融不安の震源地が米国であるだけに、ドル円相場動向はクロス円通貨の変動要因となったが、豪ドル円やNZドル円は利下げの影響を受けて大きく下落した。両通貨ペアともこれまで高金利通貨と認識されていただけに、11月の大幅利下げによるショックは大きかったようだ。
11月の為替相場で唯一堅調となったのがドル・スイスフラン相場だ。これは、ドル円相場よりもスイスフラン円相場の下落幅が大きかったことが原因であるが、スイスフラン円相場の下落要因は異例とも言える2度にわたる緊急利下げであった。
なお、ポジション比率情報については、月末ベースで見るとドル・スイスフラン除いてあまり変わっていない。ただ、ユーロ円、ユーロ・ドル、ポンド円などにおいては、相場上昇時に買い持ち比率が大きく減少する場面が見られた。これは、それ以降も上昇し続けるかについてはやや懐疑的な見方から、利益確定の売りの動きが急がれたためと思われる。

【ドル円相場の顧客動向】

ドル円日足1ヶ月

11月のドル円相場は一時100円台乗せとなったものの、米国発金融不安が完全に払拭されなかったこともあって、上値が抑えられる展開となった。11月初旬に発表された米国雇用統計の悪結果による影響は限定的となったものの、その後発表された米国経済指標が悪結果になったときには、積極的にドルが売られる展開となった。米国新規失業保険申請件数が約7年ぶりに50万件を超えたり、米10月小売売上高や米11月ニューヨーク連銀製造業景気指数が統計開始以来の低水準となったりと、米国経済指標は悪結果となるものが多く、それを受けて11月20日には93円台半ば付近にまで下落した。11月21日からダウ工業株30種平均が1年4ヶ月ぶりに5営業日続伸となったこともあって、その後は下げ止まりを見せたものの、第3四半期GDPや同個人消費が下方修正されたことなどで上値は抑えられた。結局、11月のドル円相場は20日ごろまで軟調に推移し、それからは一進一退の展開となった。
なお、ポジション比率情報については、月末ベースで見るとあまり変わっていない。また、11月は買い持ち比率が76%以上の水準を保ち続けて安定的に推移した。ドル円では、相場下落時の押し目買い意欲が他の通貨ペアよりも強く、相場上昇時の利益確定のドル売りがあまり急がれなかったようだ。


【ユーロ円相場の顧客動向】

ユーロ円日足1ヶ月

11月のユーロ円相場は、引き続きドル円相場に追随するような値動きとなった。11月4日に130円台をつけたユーロ円相場はそれから下落しつづけたが、一番の要因はドル円相場の下落であった。また、ユーロ圏第3四半期GDPなどの経済指標も立て続けに悪結果となり、それによってユーロ売りが加速し、11月21日には116円台前半にまで下落した。それからは、ドル円相場が持ち直したことを受けてユーロ円相場も126円台前半にまで上昇したものの、ドル円相場の上昇が鈍かったため、上値は限定された。
なお、ポジション比率情報については、月末ベースで見るとあまり変わっていないが、日によって大きく変化する場面が何度か見られた。ユーロ円相場上昇時には買い持ち比率が大きく減少し、相場下落時には買い持ち比率が大きく増加するというケースが目立ったが、前者のケースにおいては利益確定のユーロ売りが急がれたこと、後者のケースでは押し目のユーロ買いが活発になったことがそれぞれその背景に挙げられよう。いずれにしても、ユーロ円相場では、現在の地合いが長続きしないとの見方が強かったものと思われる。


【ドル・スイスフラン相場の顧客動向】

ドル・スイスフラン日足1ヶ月

11月の為替相場において唯一堅調となったのがドル・スイスフラン相場である。ドル・スイスフラン相場上昇の要因は、ドル円相場よりもスイスフラン円相場の下落幅のほうが大きかったことであろう。というのも、先述の通り11月のドル円相場の上昇は極めて鈍かった。一方、11月のドル円相場は1ヶ月間で最大7円ほど下落したのに対して、スイスフラン円相場は1ヶ月間で最大10円以上も下落している。そのスイスフラン円相場は20日ごろまで軟調に推移し、それからは一時的に持ち直したものの、月末にかけて再び下落する展開となった。スイスフラン円相場の下落要因は2度にわたる緊急利下げであった。スイスの中央銀行SNB(スイス国立銀行)は、11月6日に0.50%、同20日に1.00%それぞれ臨時に利下げを行ったが、この異例とも言える2度の臨時利下げがスイスフラン売りを大いに誘発した。また、月末に発表された11月KOF先行指数が5年半ぶりにマイナスという悪結果になったこともスイスフラン売り要因となり、11月のスイスフラン円相場はドル円相場以上に大きく下落し、それによってドル・スイスフラン相場が上昇するという格好となった。
なお、ポジション比率情報については、買い持ち比率が月初から11月20日までにかけて減少していく格好となったが、この時期にはドル円相場ではあまり急がれなかった利益確定のドル売りが、ドル・スイスフラン相場ではやや活発になったことを示しているのではないか。


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