外貨ネクスト売買比率

前営業日の外貨ネクスト売買比率(毎日更新)

「外貨ネクスト売買比率」とは、当社「外為どっとコム」の外国為替保証金取引『外貨ネクスト』にてお取引いただいておりますお客様の実際のポジションの売り買いの比率を表しております。
上段の棒グラフにつきましては、その日の『外貨ネクスト』でのポジションの売り買いのバランスを表示いたしており、下段の折れ線グラフにつきましては、過去から現在までのポジションの売り買いのバランスの推移を表示いたしております。

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売買比率から見る2月の顧客動向

【売買比率の比較(前月比)】

1月末時点の売買比率

2月末時点の売買比率


【2月の為替相場】

2月の為替相場は、米ドル円、ポンド円、カナダドル円などが終盤あたりまではレンジ相場となった一方で、ユーロ円、豪ドル円、NZドル円、スイスフラン円は中盤あたりから堅調な推移を見せた。前者は今年に入ってから利下げを行っている国であるのに対して、後者はそれを行っていない、もしくは逆に利上げを行った国となっている。ただ、利下げを行った国の通貨がそれによって大きく下落したわけではなかった。ということは、利下げを行った国の通貨を手放して、それを行っていない国の通貨へ資金をシフトさせた動きが目立ったわけではない。そのような相場展開になったのは、利下げを行っていない国の通貨は経済指標の好結果などの買い材料が出たときに積極的に買われたのに対して、利下げを行った国の通貨は買い材料と売り材料が入り混じる格好となったため、なかなか方向感をつかめない状況が続いたことが要因であると考えられる。
しかし、2月の最終週には米ドル円が大きく下落した。この週に発表された米国経済指標のほとんどが事前予想を下回る悪結果になったことで、月末には2005年3月14日以来の安値水準となる103円80銭付近にまで下落した。また、それまで米国とユーロ圏の景況感格差を意識したユーロ買いによって上昇していたユーロ円相場も、終盤はドル円の急落につられる形で下落した。他の対円通貨もドル円の下落に追随する形で終盤は下落となった。
なお、売買比率は、ポンド円、ポンドドル、スイスフラン円を除いては前月末からあまり大きな変化はなかった。中盤あたりから堅調な推移を見せた通貨ペアでも、買い持ち比率が大きく増加することはなかった。相場が上昇したのにもかかわらず、このような形になったのは、米ドル円相場上昇のもたつきが要因のひとつに挙げられよう。クロス円通貨は米ドル円相場につられて動くことが多いので、米ドル円相場の上昇がもたついているときにクロス円通貨が上昇してもそれは一時的との見方が多かったためか、その買い持ち比率の大幅増加とはいかなかったようだ。

【ドル円相場の顧客動向】

ドル円日足1ヶ月

2月26日ごろまでは106円ちょうど付近から108円台半ば近辺の間で一進一退の推移を続けた。この間、様々な経済指標が発表されたものの、結果はまちまちとなり、好結果を受けた上昇幅も悪結果を受けた下落幅も限定的となった。今年初めてのG7 (7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議) では、前回よりも世界経済の行方について悲観的な文言がG7声明に盛り込まれたことを受けて、ドル円下落となる場面があった。また、米国経済指標の中には、ここ数年間では最低水準の数値となったものがあり、それによってドル売り優勢となる場面もあったが、好結果となった米国経済指標も少なくなかったこともあって、いずれも長々と尾を引くようなことはなかった。
しかし、2月の最終週には米ドル円が大きく下落した。この週に発表された米国経済指標のほとんどが事前予想を下回る悪結果になったことで、月末には2005年3月14日以来の安値水準となる103円80銭付近にまで下落した。また、バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長が3月の利下げ実施を示唆する発言をしたことも、ドル円相場の下落要因となった。
なお、売買比率については前月末からあまり大きな変化はなかった。2月26日ごろまでは方向感がつかみにくく、なかなか積極的な売買を仕掛けにくかったことがその要因のひとつに挙げられる。また、月終盤に急落したときは、利益を確定させるために売り持ちを解消させる動きが活発になったため、買い持ち比率減少とはならなかったようだ。


【ユーロ円相場の顧客動向】

ユーロ円日足1ヶ月

ユーロ円相場は2月7日ごろまではやや軟調に推移したものの、その後は堅調に推移した。2月12日に独2月ZEW景況感調査が発表されて以降、ほとんどの経済指標が事前予想以上の好結果になったことで、ユーロ買いが優勢になった。上昇がもたつく米ドル円相場を尻目にユーロ円相場はジリジリと上昇し、2月27日には約1ヶ月半ぶりに161円台をつけた。
2月の最終週に発表された独2月IFO景況指数も好結果になり、米国とユーロ圏の景況感格差が強く意識されたことで、このままユーロ円上昇が続くかと思われたものの、2月28日以降は米ドルの急落につられる格好でユーロ円相場も下落となった。特に、2月29日には1日で2円を超える下落を見せ、1日の下落幅が2月の中では最大となった。2月28、29日の2日間にも、ユーロ圏1月失業率など、好結果となった経済指標が出たものの、積極的なユーロ買いを誘発することはなかった。米国景気の悪化は、他国にも悪影響を与えかねないとの見方から、この2日間は久々にドル円とユーロ円が共に下落する展開となった。
なお、売買比率については、米ドル円相場と同様に前月末からあまり大きな変化はなかった。


【スイスフラン円相場の顧客動向 】

ポンド円日足1ヶ月

スイスフラン円相場もユーロ円相場と同様に、2月7日ごろまではやや軟調に推移したものの、その後は堅調に推移した。ユーロ圏のように、経済指標の好結果が相次いだわけではなかったものの、スイスは米国景気後退による影響が比較的少ないと思われているということで、スイスフランが買われる展開となった。2月15日から2月22日ごろまでは、利益確定のスイスフラン売りなどもあって上値が抑えられたものの、2月27日には今年初めての100円台乗せとなり、翌日には年初来高値をつけた。
しかし、それからは米ドル円相場の急落に追随する形でスイスフラン円相場も下落となった。ただ、他の対円通貨に比べ、下落幅は小幅となっている。
さて、対円通貨の中で唯一スイスフラン円だけは買い持ち比率が大きく減少している。特に2月18日以降は減少の一途をたどったが、これは利益確定のスイスフラン売りが急がれたためかと思われる。2月のスイスフラン円相場は比較的大きく上昇したということで、そのころから利益確定のスイスフラン売りがやや活発になったようだ。2月11日時点では54%ほどまで増加したスイスフラン円の買い持ち比率は、利益確定のスイスフラン売りによって2月末時点ではその約半分の27%弱にまで大きく減少した。


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