外貨ネクスト売買比率

前営業日の外貨ネクスト売買比率(毎日更新)

「外貨ネクスト売買比率」とは、当社「外為どっとコム」の外国為替保証金取引『外貨ネクスト』にてお取引いただいておりますお客様の実際のポジションの売り買いの比率を表しております。
上段の棒グラフにつきましては、その日の『外貨ネクスト』でのポジションの売り買いのバランスを表示いたしており、下段の折れ線グラフにつきましては、過去から現在までのポジションの売り買いのバランスの推移を表示いたしております。

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売買比率から見る12月の顧客動向

【売買比率の比較(前月比)】

11月末時点の売買比率

12月末時点の売買比率


【12月の為替相場】

12月の為替相場動向は通貨ペアによってまちまちの展開となった。豪ドル円、ポンド円、ランド円相場がやや下落した一方で、他の対円通貨は若干上昇となった。ドル円相場は、12月26日あたりまでは概ね堅調に推移した。前月ほどサブプライムローン問題関連の悪いニュースが見当たらなかったことや、サブプライムローンの焦げ付きによって米国大手金融機関が損失を計上したというニュースが出てきても、その後すぐにその金融機関がファンドなどからの出資を受け入れることを表明したことなどもあって、ドル円の下落幅は限定された。また、米国株式相場も下げ止まりを見せ、特に12月初旬から中旬にかけてダウ工業株30種平均が約1000ドルも上昇したことや、各種経済指標が好結果となったことがドル買い要因となり、ドル円相場は12月下旬に約1ヶ月半ぶりの高値水準となる114円台にまで上昇した。しかし、12月27日にパキスタンのブット元首相が暗殺されたというニュースが入ると、一転して地政学リスクを意識したドル売りが優勢となった。結局12月のドル円相場は111円70銭台で取引を終了し、月初からの上昇幅は70銭ほどにとどまる格好となった。
ドル円以外の対円通貨では、共に利下げとなったポンド円とカナダドル円の値動きが対照的となった。英国については、まだ追加利下げの可能性が否定できないことや、一時期株式相場の急落が目立ったこともあって、ポンド円相場は上値の重い地合いが続いた。その一方で、カナダでは追加利下げの可能性が低いことと、10月小売売上高などが好結果となったこともあって、カナダドル円相場は12月26日に1ヶ月半ぶりの高値水準となる116円台後半にまで上昇した。
一方、売買比率については、スイスフラン円相場で一時大きな変動が見られたものの、どの通貨も11月末時点と12月末時点を比較したときの変動率は10%以下にとどまった。

【ドル円相場の顧客動向】

ドル円日足1ヶ月

ドル円相場は12月26日あたりまでは概ね堅調に推移した。依然サブプライムローン問題懸念がくすぶっていたものの、FRB(米連邦準備制度理事会)、ECB(欧州中央銀行)、BOE(イングランド銀行)、SNB(スイス国立銀行)、BOC(カナダ銀行)が共同で半年間にわたり資金供給を実施すると発表したことで、その懸念が幾分か後退した。また、リーマンブラザース、モルガン・スタンレー、ゴールドマンサックス、ベアスターンズなどの米国金融大手がサブプライムローンの焦げ付きによって損失を計上したというニュースが出てきても、その後ファンドなどからの出資を受け入れることを表明したことがドル円の下支え要因となった。また、12月初旬から中旬にかけてダウ工業株30種平均が約1000ドルも上昇したことや、雇用統計などの経済指標が好結果となったこともドル買い要因となり、ドル円相場は12月下旬に約1ヶ月半ぶりの高値水準となる114円台にまで上昇した。
しかし、12月27日にパキスタンのブット元首相が暗殺されたというニュースが入ると、一転して地政学リスクを意識したドル売りが優勢となった。また、11月耐久財受注や同新築住宅販売件数が予想を大きく下回る悪結果となったことがドル売りに拍車をかけ、結局12月のドル円相場は111円70銭台で取引を終了し、月初からの上昇幅は70銭ほどにとどまる格好となった。なお、売買比率は大きな変動を見せず、ドル円の買い持ち比率は85〜89%台の範囲で安定していた。


【ユーロ円相場の顧客動向】

ユーロ円日足1ヶ月

ユーロ円相場も11月末時点からは上昇となったものの、その幅は50銭程度にとどまった。12月6日の記者会見で、トリシェECB総裁がインフレ進行に対して引き続き強く警戒している旨を述べたことで、それから12月10日ごろまでユーロ円相場は上昇し続けた。また、独10月鉱工業生産が前月比ベースで予想ほど落ち込まなかったこともユーロ買いを誘発した。しかし、12月11日発表の12月ZEW景況感調査が悪結果となったことや、それまで上昇していた株式相場も軟調な地合いに転じたことなどもあって、ユーロ円の上値は165円台で抑えられた。その後は多くの経済指標がさえない結果となったことで、12月20日には161円台後半にまで下落した。それから12月27日までは、日本とユーロの金利差に注目したユーロ買いやユーロドル相場の上昇などを受けて、ユーロ円相場は166円台後半にまで上昇したものの、その後は利益確定のユーロ売りに押された。なお、12月末時点の売買比率は11月末時点と2%ほどしか変わらなかった。ユーロ円の買い持ち比率は一時84%にまで増えたものの、12月下旬に見られた利益確定のユーロ売りによって76%にまで減少した。


【スイスフラン円相場の顧客動向 】

スイスフラン円日足1ヶ月

スイスフラン円相場は12月20日まで一進一退の展開となった。それでも12月4日に97円40銭台をつけた以降はそのレベル下回ることなく、底堅い展開となった。12月10日には、金融大手UBSがサブプライムローンに伴う損失で新たに100億ドルの評価損を計上すると発表したことを受けて、スイスフラン円相場が1円以上下落したものの、そのときも97円台後半で下げ止まった。12月21日からは好調な経済指標の結果などを背景にスイスフラン円相場が上昇した。そして、12月27日にパキスタンのブット元首相が暗殺されたというニュースが入ると、いわゆる「有事のスイスフラン買い」によってスイスフラン円に拍車がかかり、約1ヶ月半ぶりに100円台に乗せた。しかし、「有事のスイスフラン買い」は長続きせず、翌日以降は利益確定のスイスフラン売りに押されたこともあって、98円台半ば付近にまで下落した。スイスフラン円相場も11月末時点からは上昇となったものの、結局その幅は40銭程度にとどまった。
一方、売買比率は12月14日から17日にかけて大きく変動した。12月14日時点では44%だったスイスフラン円の買い持ち比率は、17日には56%ほどにまで急増した。これは、第3四半期鉱工業生産が好結果になったことを受けてスイスフラン買いが活発になったためと考えられる。しかし、月末にかけて利益確定のスイスフラン売りが優勢になったことで、スイスフラン円の買い持ち比率は減少し、月末時点では36%となった。


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