外貨ネクスト売買比率

前営業日の外貨ネクスト売買比率(毎日更新)

「外貨ネクスト売買比率」とは、当社「外為どっとコム」の外国為替保証金取引『外貨ネクスト』にてお取引いただいておりますお客様の実際のポジションの売り買いの比率を表しております。
上段の棒グラフにつきましては、その日の『外貨ネクスト』でのポジションの売り買いのバランスを表示いたしており、下段の折れ線グラフにつきましては、過去から現在までのポジションの売り買いのバランスの推移を表示いたしております。

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売買比率から見る7月の顧客動向

【売買比率の比較(前月比)】

6月末時点の売買比率

7月末時点の売買比率


【7月の為替相場】

7月の為替相場は、前半こそ底堅く推移したが、後半はほとんどの通貨ペアが下落し続ける展開となった。7月10日に米ホームセンター最大手が業績見通しを下方修正したことや、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がサブプライムローン(借り手に対する審査基準がゆるい代わりに金利が高くなっている低所得者向けへの融資)債券を担保とする証券の格付けを大量に引き下げると発表したことで、サブプライムローン問題が蒸し返された。そのことを受けてドル円が急落し、その後も米国株式相場が下落したり、サブプライムローン問題に関するニュースが報道されるたびにドル円が下落する格好となったが、そのドル円の下落につられる形で他の対円通貨も大きく下落した。
7月13日には史上最高値となる168円90銭台をつけたユーロ円は、7月30日には160円60銭台にまで下落した。その他に、7月後半の半月間だけで豪ドル円が7円以上、ポンド円は13円近くそれぞれ下落した。しかし、対円通貨の売買比率は、買い持ち比率が1ヶ月間で増加する格好となった。しかも、ドル円、ユーロ円、豪ドル円、NZドル円では、買い持ち比率が大きく減少する場面がほとんどといっていいほど見られなかった。これらの通貨ペアでは、相場上昇を決定づけるほど勢いはなかったものの、下落するたびに押し目買いがやや活発になったため、この1ヶ月間で買い持ち比率が上昇したものと思われる。また、ポンド円、カナダドル円では、買い持ち比率が大きく減少する日があったものの、それぞれの通貨ペアの買い持ち比率は前月末日時点から15%以上増加した。

【ドル円相場の顧客動向】

ドル円日足1ヶ月

7月のドル円相場は、前半こそ122円から123円台後半で堅調に推移したものの、後半は下落する場面が目立った。前半は、月初に発表された米6月ISM製造業景況指数や7月6日発表の非農業部門雇用者数が予想を上回る好結果となったことで、ドル円が上昇した。しかし、7月10日に米ホームセンター最大手が業績見通しを下方修正したことや、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がサブプライムローン債券を担保とする証券の格付けを大量に引き下げると発表したことで、ドル円が急落する展開となった。その後は、米国株式相場や、サブプライムローン問題が為替相場での最大の注目点となり、米国株式相場が上昇すればドル円も上昇、米国株式相場が下落すればドル円も下落する展開となった。
ただ、当初考えていたよりも、サブプライムローン問題が米国住宅市場に打撃を与え続ける期間が長くなるとの見方が出てきたことで、米国株式相場も7月下旬には軟調な地合いが続いたため、それによってドル円も下落局面が目立ち、月初よりも4円以上も低い118円60銭台で7月の取引を終えた。


【ユーロ円相場の顧客動向】

ユーロ円日足1ヶ月

7月のユーロ円相場は7月13日には史上最高値となる168円90銭台をつけたものの、それ以降はドル円の下落に追随する格好で下落し、7月30日には3ヶ月ぶりの安値水準となる160円60銭台をつけた。月前半は、依然として根強いユーロ圏の利上げ期待や経済指標の好結果などがユーロ買いを誘発した。166円台で7月の取引を開始したユーロ円相場は堅調に推移し、一部からは近いうちに170円台乗せもあり得るとの見方が出ていた。
しかし、7月後半に入ると、米国株式相場下落やサブプライムローン問題懸念を受けたドル円相場下落が、ユーロ円相場を下落させる要因とひとつになってきた。また、7月17日発表の独7月ZEW景況感調査が事前予想を大きく下回るなど、悪結果となるユーロ圏の指標も多くなってきたことから、ユーロ円は下落トレンドに突入した。7月30日には3ヶ月ぶりの安値水準となる160円60銭台をつけ、7月の終値は月初よりも4円以上も低い162円30銭台となった。


【NZドル円相場の顧客動向】

NZドル円日足1ヶ月

前半は堅調、後半には軟調となる通貨ペアが多い中で、NZドル円は7月24日まで比較的底堅い推移を続けた。つまり、ドル円相場の下落による影響が出始めた時期は他の通貨ペアよりも遅くなったことになる。
NZドル円相場が他の通貨ペアよりも堅調な推移を続けた要因には、7月13日発表の5月小売売上高指数が事前予想を大きく上回ったことや、利上げ期待が抜群に強かったことが挙げられる。ニュージーランド中銀が政策金利を発表したのは7月26日であるが、その日が迫ってくると利上げ期待からのNZドル買いが優勢となり、年初来高値となる97円70銭台にまで上昇した。そして、実際7月26日にはニュージーランド中銀が0.25%の利上げを行うことを発表したが、そのころには利上げ期待については出尽くし感があったためか、その後NZドル買いが活発になることはなかった。むしろ逆に、これまでとは一転してNZドル円相場が急落する展開となった。その背景には利益確定のNZドル売りがここにきて活発になったことが挙げられるが、ドル円相場の下落に追随する形でNZドル円が下落する場面も見られた。7月30日には、NZドル円相場がその1週間ほど前につけた高値水準から8円以上も低い89円20銭台にまで下落した。


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