ポジション比率情報

前営業日のポジション比率情報(毎日更新)

「ポジション比率情報」とは、当社「外為どっとコム」の外国為替保証金取引『外貨ネクスト』と『FXステージ』にてお取引いただいておりますお客様の実際のポジションの売り買いの比率を表しております。
上段の棒グラフにつきましては、その日の『外貨ネクスト』と『FXステージ』のポジションの売り買いのバランスを合算して表示しており、下段の折れ線グラフにつきましては、過去から現在までのポジションの売り買いのバランスの推移を表示いたしております。

ポジション比率情報ダウンロード[XLS] XLS

ポジション比率情報から見る5月の顧客動向


【ポジション比率情報の比較(前月比)】

4月末時点のポジション比率情報

5月末時点のポジション比率情報


【5月の為替相場】

5月のドル円相場は前月に続いて小動きになったが、変動幅は2円90銭弱と前月より若干大きくなった。4月前半に比較的大きな上昇を見せたドル円以外の対円通貨(クロス円通貨)については、5月は上値が抑えられる格好となったが、カナダドル円だけは5月も全体的に堅調に推移し、5月31日には1991年12月以来の114円台乗せとなった。
ドル円相場については、上昇局面、下落局面ともに変動幅が限定された。米国経済指標がまちまちの結果になったケースが多くなったり、好結果が続いたときでも、「それ以降に発表される指標の結果を見てからでないと、米国景況が回復しているかどうかを見極められない」といった思惑があったことで、指標の結果がドル円相場へ与えた影響は限定される格好となった。しかしながら、好結果となった米国経済指標が前月よりも多かったことや、中国株式相場の下落が一時的にとどまったこともあって、ドル円相場は全体的に底堅く推移する展開となった。
ドル円以外の対円通貨(クロス円通貨)は上値の重い展開が続いたものの、5月終盤から上昇し始め、ユーロ円は史上最高値となる164円台乗せとなった。また、豪ドル円は1992年4月以来、ポンド円は1992年9月以来、NZドル円は1990年8月以来、スイスフラン円は1998年10月以来の高値水準にまでそれぞれ上昇した。
5月も全体的に上昇となったカナダドル円は、特に月後半は経済指標の好結果や利上げ観測の広がりによって上昇に拍車がかかり、5月31日には1991年12月以来の114円台乗せとなった。カナダドル円は5月11日に107円15銭をつけたが、そこから月末にかけて7円近く上昇する格好となった。

【ドル円相場の顧客動向】

ドル円日足1ヶ月

5月のドル円相場は、上昇局面での変動幅が限定されたため、2月12日以来の122円台乗せには至らなかった。米国経済指標がまちまちの結果になったケースが多くなったり、好結果が続いたときでも、「それ以降に発表される指標の結果を見てから米国景況が回復しているかどうかを見極めたい」といった思惑があったことで、指標の好結果がドル円相場へ与えた影響は限定的となった。
しかしながら、好結果となった米国経済指標が前月に比べて多くなったことで、一部からは米国景気回復を期待する声が聞かれた。それがドル買いにつながったため、全体で見ると、5月のドル円相場はわずかに上昇する形となった。また、5月23日にはグリーンスパン前FRB議長が「中国株はいずれ劇的な収縮に直面する」という旨の発言をしたことで、翌日の中国株式相場は急落した。
しかし、この中国株下落は長続きせず、2月下旬のときのように世界同時株安懸念を広めるまでにはならなかったため、これを受けたドル円下落は一時的かつ小幅にとどまった。なお、ポジション比率情報については、相場が小動きだったこともあって買い持ち比率が徐々に減少する形となり、他の通貨ペアのように前日から2ケタ変動するというケースは見られなかった。


【ユーロ円相場の顧客動向】

ユーロ円日足1ヶ月

5月のユーロ円相場は一時161円台割れを試す場面が見られたものの、全体的には利上げ観測や経済指標の好結果を受けて底堅く推移した。5月は23営業日のうち8営業日で史上最高値を更新する場面が見られた。そんな中でも、5月10日にトリシェECB総裁が記者会見を行ったものの、そこでは6月以降の金融政策について言及しなかったことから、ユーロ円が大きく下落する場面が見られた。
しかし、その後は再度利上げ期待が広がったことや、ユーロ圏3月鉱工業生産などが予想を上回る好結果となったことから、ユーロ円は上昇に転じた。ただ、ユーロ圏の経済指標には好結果になったものも確かに多かったが、事前予想に及ばない結果となったものも少なくなかったので、ある程度上昇した場面では、その後利益確定のユーロ売りに押される展開となった。そのため、ユーロ円相場の上値は少々重くなった。ユーロ円の買い持ち比率は5月10日ごろの下落時に大幅に増加した。
また、その他のユーロ円相場下落時にも、買い持ち比率が増加しているところを見ると、ユーロ円上昇後は利益確定のユーロ売り圧力が強くなるものの、押し目買い意欲もまだまだ強いと思われる。


【カナダドル円相場の顧客動向】

カナダドル円日足1ヶ月

上値が抑えられる展開となった他の通貨ペアを尻目に、カナダドル円だけは5月も大きく上昇し続ける展開となった。前半こそ、原油価格が下落に転じたことで、カナダドル円の上昇は足踏み状態となったものの、5月15日発表の3月製造業出荷が予想を大きく上回る好結果となったことで、カナダドル円は上昇に転じた。その後、3月卸売売上高や同小売売上高が事前予想を大きく上回ったことで、カナダドル上昇に拍車がかかった。さらに、5月29日には加中銀から利上げについて前向きなコメントが出されたことで、月末にカナダドル円は1991年12月以来の114円台乗せとなった。なお、5月30日に発表された4月鉱工業製品価格や月末発表の3月GDPは事前予想を下回ったものの、これらについてはほとんど材料視されず、5月後半のカナダドル円相場は堅調さばかりが目立つ展開となった。
5月のカナダドル円の買い持ち比率が30%以上を常にキープしたところからは、利益確定のカナダドル売りの勢いは弱いということが読み取れる。他の通貨では、ある程度相場が上昇した後は利益確定の売りに押される展開となったが、カナダドル円相場ではそのような場面が目立たなかったため、5月も(特に後半は)堅調に推移する展開となった。


当社の会員限定マーケット情報はこちら
●当社提供のレポート類について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。
外国為替保証金取引は元本や利益を保証するものではなく、相場の変動や金利差により損失が生じる場合がございます。お取引の前に充分内容を理解し、ご自身の判断でお取り組みください。【注】お客様がお預けになった保証金額以上のお取引額で取引を行うため、保証金以上の損失が出る可能性がございます。また取引レートには売値と買値に差が生じます。<取引形態:店頭外国為替保証金取引 委託保証金:各通貨のレート水準により決定(10,000通貨あたり1万円〜100万円、保証金額の150倍以内に設定)売買手数料:『外貨ネクスト』10,000通貨あたり片道300円(10,000通貨未満の場合は1,000通貨あたり片道50円/電話取引10,000通貨あたり片道1,000円)『FXステージ』手数料0円>
株式会社外為どっとコム 〒105-0021 東京都港区東新橋2-8-1 パラッツォアステック4階 TEL:03-5733-3065
金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第262号/金融先物取引業協会(会員番号1509)
※外国為替保証金(証拠金)取引業界における「口座数」「預かり資産」の2部門。期間2009年3月までの5年間。
参考資料:(株)矢野経済研究所『2009年版 FX(外国為替証拠金取引)市場の動向と展望』