FX取引の規制変更による対応について

重要1日1回、2%以上の保証金(証拠金)が預託されているかを確認いたします

1日1回NYC(ニューヨーククローズ)前のメンテナンス開始時点で、お客様の口座において、現在保有しているポジションの総合計金額(ポジション総代金)の2%以上の保証金が預託されているかを確認させていただきます。

有効保有額がポジション総代金の2%を下回っていた場合、新たに設けられるロスカット・ルールであるNYC(ニューヨーククローズ)ロスカットの対象となりますのでご注意ください。
また、ポジション総代金と有効保有額の割合(%)を全体保証金率と称します。

6月26日より、口座照会に「ポジション総代金」「現在の全体保証金率」「NYC(ニューヨーククローズ)ロスカットレベル」の項目が追加されます。
7月10日より、「NYC(ニューヨーククローズ)ロスカット」以外のすべてのルールが変更になります。
7月19日より、「NYC(ニューヨーククローズ)ロスカット」が適用となります。
「NYC(ニューヨーククローズ)ロスカット」運用は、7月26日(月曜日)へ延期となりました。
お取引ルール変更スケジュール

具体的には下図をご覧ください。

2%以上の保証金の確認

ポジション総代金
保有しているポジションの総合計金額です。
対円通貨ペア:各ポジション毎の成立値×取引数量の合計
非・対円通貨ペア:各ポジション毎の成立値×取引数量の合計×円換算Bidレートの合計
有効保有額
その時点でのお客様の口座内の資産の価値を表わす金額です。
資産+評価損益合計−(注文中保証金合計+受渡代金+出金依頼額)
全体保証金率
「ポジション総代金」と「有効保有額」の割合(%)です。 有効保有額÷ポジション総代金×100
NYC(ニューヨーククローズ)ロスカット
新たに設けられるロスカット・ルールであり、1日1回NYC(ニューヨーククローズ)前のメンテナンス開始時点で、全体保証金率が2%を下回っていた場合、ロスカットが執行されます。

※追加される項目の口座照会画面についてはこちら

これにより、「外貨ネクスト」では現在の口座全体の維持率によるロスカットとは別に、口座全体の全体保証金率によるNYC(ニューヨーククローズ)ロスカットが追加になることになります。 このどちらかに該当してしまった場合、所定のルールにて全てのポジションを反対売買にて強制決済いたしますのでご注意ください。 (2つのロスカットルール

これまでのロスカットルール:口座全体の維持率によるロスカット
追加されるロスカットルール:口座全体の全体保証金率によるNYCロスカット

NYC(ニューヨーククローズ)ロスカットを回避するためには?

NYC(ニューヨーククローズ)ロスカットを回避するためには、事前にポジションの一部の決済または追加入金、発注中の注文の訂正・取消により、全体保証金率を高めていただく必要がございます。

NYCロスカットの回避

※全体保証金率が2%に近い状態で注文を出した場合、スプレッドによる損益によって、全体保証金率が2%を下回ることもありますのでご注意ください。※ロスカット、またはNYCロスカットによって強制決済となった場合、未約定の新規注文は取消となりますのでご注意ください。※法人のお客様につきましては、全体保証金率によるNYCロスカットは、申請によって非適用とする事が可能です。

全体保証金率の考え方

全体保証金率は、有効保有額とポジション総代金の割合によって決定するため、有効保有額が同じでもポジションの成立値もしくは数量によって全体保証金率は変化します。

【例1】有効保有額10万円、1米ドル100円で1万ドル保有している場合

1米ドル100円で1万ドルを保有している場合、NYC(ニューヨーククローズ)前のメンテナンス開始時点でポジションを維持するには、ポジション総代金の2%以上の保証金が必要になります。

ポジション総代金は100(成立値)×10,000(取引数量)=1,000,000円

必要な2%の保証金は1,000,000(ポジション総代金)×0.02=20,000円

となります。

よって、NYC(ニューヨーククローズ)前のメンテナンス開始時点で、有効保有額が20,000円を下回っていると、NYCロスカットの対象となります。例の場合、有効保有額は100,000円あるため、 全体保証金率は、

全体保証金率は100,000(有効保有額)÷1,000,000(ポジション総代金)×100=10%

となります。

NYCロスカット例1

【例2】有効保有額10万円、1米ドル125円で1万米ドルを保有している場合

ポジションの成立値によって全体保証金率は変化します。
1米ドル125円で1万米ドルを保有している場合、NYC(ニューヨーククローズ)前のメンテナンス開始時点でポジションを維持するには、ポジション総代金の2%以上の保証金が必要になります。

ポジション総代金は、125(成立値)×10,000(取引数量)=1,250,000円

必要な2%の保証金は1,250,000(ポジション総代金)×0.02=25,000円

となります。

よって、NYC(ニューヨーククローズ)前のメンテナンス開始時点で有効保有額が25,000円を下回っていると、NYCロスカットの対象となります。例の場合、有効保有額は100,000円あるため、 全体保証金率は、

全体保証金率は100,000(有効保有額)÷1,250,000(ポジション総代金)×100=8%

となります。

NYCロスカット例2

【例3】有効保有額10万円、1米ドル100円で4万ドルを保有している場合

ポジションの数量によって全体保証金率は変化します。
1米ドル100円で4万ドル保有している場合、NYC(ニューヨーククローズ)前のメンテナンス開始時点でポジションを維持するには総代金2%以上の保証金が必要になります。

ポジション総代金は100(成立値)×40,000(取引数量)=4,000,000円

必要な2%の保証金は4,000,000(ポジション総代金)×0.02=80,000円

となります。

よって、NYC(ニューヨーククローズ)前のメンテナンス開始時点、有効保有額が80,000円を下回っていると、NYCロスカットの対象となります。例の場合、有効保有額は100,000円あるため、 全体保証金率は、

全体保証金率は100,000(有効保有額)÷4,000,000(ポジション総代金)×100=2.5%

となります。

NYCロスカット例3

2つのロスカットルール

1. 全体保証金率でのロスカット(新たに設けられるルール)

1日1回NYC(ニューヨーククローズ)前のメンテナンス開始時点で口座全体において、全体保証金率が2%を下回っていた場合、NYC(ニューヨーククローズ)ロスカットが執行され、すべてのポジションが自動的に反対売買により決済(ロスカット)となります。

『全体保証金率』は、ポジション総代金に対して、有効保有額の割合(%)を表示しています。
全体保証金率=有効保有額※1÷ポジション総代金※2×100で求められます。

※1 有効保有額=資産+評価損益合計−(注文中保証金合計+受渡代金+出金依頼額)
※2 ポジション総代金=対円通貨ペアの場合:成立値×取引数量の合計
            非・対円通貨ペアの場合:成立値×取引数量の合計×円換算Bidレートの合計

[全体保証金率のマージンコール]
毎営業日午前10:00時点のレートでお客様の口座状況を評価した際に、全体保証金率が2.5%を下回った場合、メールでその旨をご連絡します。
※この機能はFXステージにはございません。

2. 口座全体の維持率でのロスカット(既存のルール)

外貨ネクストにおけるロスカットは、お客様口座全体の評価となります。口座全体で「維持率」を求めるとともに、その維持率が任意のロスカットレベルを割り込むと、そのポジション全てが自動的に反対売買により決済(ロスカット)となります。

※ロスカットレベル(ロスカットが執行される維持率の水準)の初期設定値は「30%」となっており、お客様ご自身で任意の数値(30%〜50%の範囲、10%刻み)へご変更いただけます。

『維持率』は、取引保証金に対して、有効保有額の割合(%)を表示しています。
維持率=有効保有額÷取引保証金×100で求められます。

ロスカットを割り込む例

維持率に余裕があるが、全体保証金率が2%を下回りNYCロスカットとなるケース

  • 1米ドル100円の時に、保証金率2.5%(レバレッジ40)4万ドルの買いポジションを保有
  • 有効保有額:100,000円
  • ロスカットレベル:30%
  • 預け入れ資産:100,000円
  • 保証金額:100,000円

ポジション総代金:4,000,000円

全体保証金率100,000(有効保有額)÷4,000,000(ポジション総代金)×100=2.5%
※全体保証金率が2%を下回るとNYCロスカット NYC(ニューヨーククローズ)ロスカット 4,000,000(ポジション総代金)×0.02= 80,000円

維持率100,000(有効保有額)÷100,000(保証金額)×100=100%
※維持率が30%を下回るとロスカットロスカット100,000(保証金額)×0.3(30%のロスカットレベル)=30,000円

1ドル99円49銭まで円高が進行(1ドルあたり51銭の損失)

-51銭×40,000ドル=-20,400円

全体保証金率79,600(有効保有額)÷4,000,000(ポジション総代金)×100=1.9%
※全体保証金率が2%を下回るとNYCロスカット

全体保証金率79,600(有効保有額)÷100,000(保証金額)×100=79%
※維持率が30%を下回るとロスカット

この状態でNYC前のメンテナンス時間を迎えると、NYCロスカットの対象となります。

全体保証金率に余裕があるが、維持率が50%を下回りロスカットとなるケース

  • 1米ドル100円の時に保証金率50%(レバレッジ2)1万ドルの買いポジションを保有している
  • 有効保有額:500,000円
  • ロスカットレベル:30%
  • 保証金額:500,000円

ポジション総代金:1,000,000円

全体保証金率500,000(有効保有額)÷1,000,000(ポジション総代金)×100=50%
※全体保証金率が2%を下回るとNYCロスカット NYC(ニューヨーククローズ)ロスカット 1,000,000(ポジション総代金)×0.02= 20,000円

維持率500,000(有効保有額)÷500,000(保証金額)×100=100%
※維持率が30%を下回るとロスカットロスカット500,000(保証金額)×0.3(30%のロスカットレベル)=150,000円※このポジションで350,000円の評価損が発生するとロスカット

1ドル64円99銭まで円高が進行(1ドルあたり35円1銭の損失)

−35円1銭×10,000ドル=−350,100円

全体保証金率149,900(有効保有額)÷1,000,000(ポジション総代金)×100=14.9%
※全体保証金率が2%を下回るとNYCロスカット

全体保証金率149,900(有効保有額)÷500,000(保証金額)×100=29%
※維持率が30%を下回るとロスカット

維持率が30%を下回ったためロスカットの対象となります。

この様に、維持率に余裕があっても、全体保証金率によってNYC(ニューヨーククローズ)ロスカットされてしまうこともあり、全体保証金率に余裕があっても、維持率によってロスカットされてしまうことが考えられますので、余剰資金を多めにご用意してのお取引を推奨いたします。

NYCロスカットを回避するためにはこちらをご覧ください。

お取引の際には必ずご確認ください

NYC(ニューヨーククローズ)ロスカットの金額や、NYC(ニューヨーククローズ)ロスカットまでの余力金額は、口座照会画面にて表示いたします。リスク管理のため、お取引の際には必ずご確認ください。
※6月26日より、口座照会に「ポジション総代金」「現在の全体保証金率」「NYCロスカットレベル」が追加されます。 ※7月10日より、口座照会に「前日の全体保証金率」「NYCロスカット」「NYCロスカット余力金額」「ロスカット余力金額」が追加されます。

口座照会

全体保証金率の確認

新規注文の発注時、受渡時、出金時、注文訂正時に、全体保証金率が2%を維持されているのかを確認いたします。もし、全体保証金率が2%を維持されていない場合、発注を受け付けることはできませんのでご注意ください。 ※法人のお客様が申請によって全体保証金率のルールを免除した場合でも、外貨ネクストでは全体保証金率の確認は実施いたします。

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