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第19回 為替市場の1日の動き(2004/11/22)

 今回は1日の動きについて少し説明します。
 ご存知のとおり、為替市場は世界中が数珠のように繋がっており、24時間ずっと動いています。そのため、1日を区切るために、ニューヨーク時間の午後5時を1日の終わりとしています。
 1週間で見ると月曜日のシドニー市場朝5時から金曜日のニューヨーク市場午後5時までとなります。東京時間でいうと、夏時間、冬時間で1時間ずれますが、月曜日の朝3時(或いは4時)ぐらいから、土曜日の朝7時(或いは6時)までです。

 1日の動きについて一般的なパターンを、わかり易く私達の時間帯にして説明します。
(あくまでも一般的な場合で、特別な材料が出たり、何かの理由で東京市場が世界中から注目されている時期などはこの限りではありませんのでご了承ください。)

明け方(シドニー市場の時間帯)
市場参加者が少なく、特別なことがなければ相場はあまり動かない

早朝
朝の8時ぐらいから東京のディーラー達が市場に参加し始め、取引が活発になっていく。
特にニューヨーク市場の午後遅く、つまり東京の明け方に大きなニュースがあった時などは、ヘッジファンド達がこの時間帯まで待って、取引を仕掛けるため非常に大きく動くときがある。

午前中
午前中の山場は公示レートが発表される9時55分まで。9時55分に決められたレートでの売り買いが企業等から事前に持ち込まれるため、ドル買いが多い日はドル高円安に逆の場合はドル安円高になりやすい。これを過ぎると取引が静かになっていく
*公示レートとは皆さんが銀行で両替する時などに使っているもので、原則1日1回決められる。このレートを使って、輸出や輸入の決済が行われることがある。
午後
ニューヨーク勢も眠りに入り、相場はますます静かになる。東京のディーラーも昼食後の睡魔との闘いになる時間帯。
3時前後になると、ヨーロッパの人たちが市場に参加し始め、再び取引が活発化。その後3−4時間は活発に動く。丁度ロンドンの午前中に当たる時間帯

8時前後1−2時間は、ロンドン市場も昼時で小休止。その後、ニューヨーク市場が開く午後9時(或いは10時)ぐらいから取引本格化。その後夜中1−2時ぐらいまで激しく動く。

深夜
1−2時頃にロンドンのトレーダー達が一日の取引を終えてビールを飲みに出かけたりする為、市場はまた落ち着いた動きになる。その後はニューヨークの午後5時に向けて、1日のポジション調整が行われ、その影響で動くが、基本的に取引は閑散となっていく

 というのは、大まかな1日の流れです。私は1日のうちでも、東京の朝8−10時、午後3時―7時、午後9時―1時、の時間帯を集中的に注意して見るように心掛けています。