外貨で資産をお持ちの際の注意点

『外貨ネクスト』では、外貨による取引保証金のご入金が可能となっております。しかしながら、為替相場が急変動した際、お手持ちの外貨の円評価額の変動幅も拡大し、ロスカット時における不足金額の発生等、お預かりしている資産以上の損失が出るリスクが高まってしまいます。

つきましては、上記リスクの軽減および投資家保護・法規制遵守の観点から、外貨で資産を保有しているお客様で、毎営業日ニューヨーク・クローズ時点で円資産にマイナスが発生している場合、そのマイナスを解消いただけない限り、3営業日後の午前9時時点にて、その外貨資産を円転(外貨資産を円資産に転換)させていただきます。

円転のフロー

外貨資産をお持ちのお客様で、円資産がマイナスとなっている場合、以下のようなフローで円転を実施いたします。

当日のニューヨーク・クローズ
円資産がマイナスかどうかを判定いたします。
メールでお知らせ
前日のニューヨーク・クローズの時点で円資産がマイナスの場合、午前9時の時点にて、メールで円転に関するご連絡を差し上げます。

2営業日目のニューヨーク・クローズ
円資産がマイナスかどうかを再度判定いたします。
円転執行
2営業日目のニューヨーク・クローズの時点で円資産のマイナスが解消されていない場合、午前9時の時点で円資産のマイナス分を補うために外貨資産を円転させて頂きます。

円転時のルール

外貨を円転する際は、以下のようなルールに基づいて行います。例を用いてご説明します。

口座状況

【1】円転に使用する外貨の決定

複数種類の外貨資産を保有している場合、円転に使用する外貨の優先順位を決定します。

米ドルの対円Bidレート :  85.00 
ユーロの対円Bidレート : 120.00 ⇒ユーロを優先的に円転に使用

【2】優先度の高い外貨を使用して、100通貨単位で円転を行います。

ユーロ資産を使用して、円資産-100,000円が円転されます。

円転に使用するユーロの数量 = 100,000 ÷ 120円 = 833.3となります。
100通貨単位での円転となるため、端数を切り上げ、900ユーロが円転に必要な数量となります。しかし、手持ちのユーロ資産は530ユーロのため、500ユーロ分(60,000円)を円転に使用します。
その結果、口座状況は下記のようになります。

円資産:-40,000円   米ドル資産: 700ドル  ユーロ資産: 30ユーロ

⇒まだ円資産のマイナスが解消されていない場合は、次に進みます。

【3】100通貨以下の端数を円転に使用

円資産のマイナスは解消されていないので、ユーロ資産の100通貨以下の端数を円転に使用します。つまり、30ユーロ×120.00=3,600円を円転します。
その結果、口座状況は下記のようになります。

円資産:-36,400円   米ドル資産: 700ドル  ユーロ資産: 0ユーロ

⇒まだ円資産のマイナスが解消されていない場合は、次に進みます。

【4】次の優先順位の外貨を円転に使用します

残りの円資産を解消するため、次に優先順位の高い米ドル資産を円転に使用します。
円転に使用する米ドルの数量 = 36,400 ÷ 85円 = 428.23となります。100通貨単位での円転となるため、端数を切り上げ、500ドルを円転に使用します。
これで円資産のマイナスは完全に解消され、円転執行後の資産は以下のようになります。

円資産:6,100円   米ドル資産: 200ドル  ユーロ資産: 0ユーロ

円転時の注意事項

円転される際には、以下にご注意ください。

1.円資産のマイナスを補える受渡注文を発注済みの場合、円転は行われません。

判定第1回目、及び第2回目の時点で、円資産のマイナスを補える受渡注文がすでに発注されている場合、外貨の円転は行われません。また、発注されている受渡注文で、円資産のマイナスをすべて補えない場合、その差額分のみが円転の対象額となります。
なお、受渡注文と同時に出金依頼が出されている場合、その出金依頼は取り消されます。

口座状況受渡注文で補える場合とそうでない場合

2.円転時の円評価レートは、円転執行時の前営業日のニューヨーク・クローズのレートを使用します。

前日のニューヨーク・クローズ時点のレートを使用し、翌日の午前9時に円転を行います。したがって、前日のニューヨーク・クローズ時点のレートと翌日の午前9時時点のレートに差があった場合、円転前後において資産合計及び有効保有額が増額または減額となることがありますので、ご注意ください。

口座状況

口座状況
   受渡注文で補える場合とそうでない場合

※円執行時時点の為替レートによっては、結果として有効保有額が減額され、ロスカットとなる場合もございますのでご注意ください。

3.第1回目の判定日でのマイナス金額が、円転額の上限となります。

判定第一回目で発生していた円資産のマイナス金額が、円転の上限となります。判定第一回目以降に円資産のマイナスがさらに拡大した場合、その拡大分は円転執行後に改めて処理が行われることになります。反対に、判定第一回目以降に円資産のマイナスが縮小した場合、円転執行日の前日ニューヨーク・クローズ時点での円資産のマイナス分だけが円転の対象となります。

例

ポジションの決済により、円資産nマイナスがさらに膨らんだ場合

円資産のマイナスを補うには

マイナスとなっている円資産を補うには、2通りの方法があります。

1.円を口座に入金する

口座に円を入金いただくことで、円資産のマイナスを補完いただけます。 入金には、 [クイック入金][通常の金融機関のインターネット振込、金融機関窓口、ATMご使用の場合の振込]の2通りの方法があります。クイック入金の場合、平日はもちろん、土・日・祝日の24時間いつでも、提携金融機関のご資金を即時ご入金いただけますので、こちらのご使用をおすすめします。

※「クイック入金サービス」ご操作時において、途中で画面を閉じる等の誤った操作をされますと、ご入金が即時に反映されない場合がございます。この場合、 通常のお振込みと同様、当社預金口座内にて着金が確認できた時点での入金処理となりますので、通常よりもお時間を頂戴することになります。「クイック入金 サービス」をご使用になる際は、くれぐれもご注意下さいますようお願い申し上げます。

2.受渡決済(現渡し、外貨→円)を発注し、お手持ちの外貨資産を円へと振り替える

銀行の為替サービスのように、円と外貨を実際に交換して決済する注文、「受渡決済」をご使用になることで、お手持ちの外貨を円へと振り替えることができます。

外国為替保証金取引は元本や利益を保証するものではなく、相場の変動や金利差により損失が生じる場合がございます。お取引の前に充分内容を理解し、ご自身の判断でお取り組みください。
【注】お客様がお預けになった保証金額以上のお取引額で取引を行うため、保証金以上の損失が出る可能性がございます。また取引レートには売値と買値に差が生じます。
<取引形態:店頭外国為替保証金取引 委託保証金:『外貨ネクストネオ』各通貨の基準レートにより計算された取引金額の保証金率4%以上(法人のお客様は1%以上)に設定 売買手数料:『外貨ネクストネオ』手数料0円>
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