川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

テクニカルアナリストの川口一晃氏がさまざまなテクニカル手法を用い、為替・日経平均などを個別分析。 より実践的なテクニカルレポートです。


「MACD」−分析対象:ポンド円 2009年11月02日

MACD

「教科書通りの動きが続くのか」

 最近の為替のチャートは、勉強するのには大変よい材料を提供してくれる。今年の前半はドル円の日足のチャートがそれだ。昨年の12月と今年の1月に記録した87円台でダブルボトムを形成。ダブルボトムの間に存在しているネックライン約94円がその後のドル円の動きを考えるのに重要な水準となっている。

 今年の後半はポンド円の日足のチャートである。162円から163円にかけてダブルトップを形成した後はそのネックラインである150円前後(図中赤線表示)を割り込んでしまった。ネックラインを割り込むとその後はそのネックラインの水準が上値抵抗線になってしまう。直近のポンド円は139円台で安値を示現した後に反発に転じたのだが、そのネックライン水準で上値を抑えられている。まさしく、教科書通りの動きを示している。

 そして、今、そのネックラインの水準でMACDに売りシグナルが点灯しそうである(図中下段を参照)グラフの下段では赤線表示の「MACD」と青線表示の「シグナル」が現われている。このMACDとシグナルのクロスが売買シグナルとなる。MACDがシグナルを下から上に抜ける時が「買いシグナル」、MACDがシグナルを上から下へ割り込む時が「売りシグナル」とされる。

 ここで売りシグナルが点灯するのであれば、ポイントは2つある。ひとつは、ここから下落するとなれば前回の安値を試しに行くのか、ということである。他方は、赤線表示の節目が強い上値抵抗線となることを印象付けてしまう、ということである。今回も教科書通りになるのか、注目したい。

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