川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

テクニカルアナリストの川口一晃氏がさまざまなテクニカル手法を用い、為替・日経平均などを個別分析。 より実践的なテクニカルレポートです。


「MACD」−分析対象:米ドル円 2009年6月22日

MACD

「売りシグナルが点灯」

 今回はMACDで最近の動向を見てみることにしよう。

 MACDというのは簡単に言うと、「移動平均の差」のことである。ただし、普通の移動平均、すなわち、単純移動平均を使うのではない。指数平滑移動平均を使う。この指数平滑移動平均というのは、直近のデータに比重をかけた移動平均のことである。たしかに、単純移動平均であれば、直近の値も過去の値も同じ比重で計算されてしまう。明日の価格を、未来の価格を少しでもわかるようになりたい、と願うのは投資家の共通の願望である。よって、明日の価格のヒントになる可能性が高い、直近に価格に比重を加えて分析するのには一理あると考えられる。そこで、考案されたのがMACDなのである。
MACDを見ると、下段に2本の線が表示されている。赤線がMACD、青線はMACDを移動平均した「シグナル」という線である。通常はこのMACDとシグナルの交差で売買シグナルを出すのが一般的である。つまり、MACDがシグナルの下から上にブレイクするときを「買いシグナル」。逆に、MACDがシグナルを上から下に割り込んでしまうときを「売りシグナル」とするのである。どの通貨、その投資対象にも結構良いタイミングでシグナルを出すことが多い。

 さて、そのMACDでドル円を見てみると、直近に売りシグナルが点灯したのがわかる。ここから下落し始めるとなると、厳しい局面を迎えることになる。なぜならば、赤線で表示した水準に下値の節目がある。この節目で下げ止まってくれればよいが、割り込んでしまうと90円台前半までドルが下落する可能性が高くなるからだ。この節目の水準に注目したい。なお、他のクロス円でも直近、MACDで売りシグナルが点灯している。ちょっと気をつけて欲しい。

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