川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

テクニカルアナリストの川口一晃氏がさまざまなテクニカル手法を用い、為替・日経平均などを個別分析。 より実践的なテクニカルレポートです。


「移動平均線とIPゾーン」−分析対象:米ドル円 2008年5月29日

移動平均線とIPゾーン

「長期のスタンスで判ること」

今回は週足を使って相場を見てみよう。図に示したのは米ドル円の週足3年分である。この3月まで大きく値を下げた、と改めて実感できる。90円台に入った時には、すぐにでも「80円台」「70円台」という意見も聞かれたが、こう眺めてみると3月の下ヒゲの長いローソク足が転換と目先の安値をしっかりと示現している。  
では、中長期を分析するのに適している週足は、現在、私たちに何を示唆しているのであろうか。
  図には2本の移動平均線を表示してある。26週の移動平均線と52週の移動平均線である。移動平均線はトレンドを測るには便利なツールである。基本的には移動平均線が向いている方向にトレンドが出ていると考える。したがって、現在は中長期的にもドル安トレンドを脱していないと解釈できる。
ところが、その方向転換の時期が徐々に近づいてきているのかもしれない。なぜならば、相場が出直った際に通過していくIPゾーンにドル円が近づいてきたからだ。つまり、底値をつけて出直った通貨はその反発上昇する際、短期の移動平均線、次に長期の移動平均線を越えて上昇していかなくてはならない(そうならないと出直ったことにはならない)。すなわち、出直った銘柄価格は短期の移動平均線よりも上で長期の移動平均線よりも下の位置に入ることになる。この短期の移動平均線よりも上で長期の移動平均線よりも下の位置を「IPゾーン」と名付け、出直った銘柄が通過する場所として注目している。そこでドル円をみると、IPゾーンに接近しているではないか。徐々に転換の日が近づいているのだろうか。
ただし経験的にIPゾーンのルールとして、IPゾーンに入っても短期の移動平均線が横這いから上昇に転じてこないと仕掛けてはならない。仕掛けが早すぎてダマシになるケースが多いからだ。さて、今回のドル円はしっかりとIPゾーンの中に入ってこれるのか。注目である。

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