川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

テクニカルアナリストの川口一晃氏がさまざまなテクニカル手法を用い、為替・日経平均などを個別分析。 より実践的なテクニカルレポートです。


「日足チャート」−分析対象:ポンド円 2008年4月14日

日足チャート

「正直、しんどい」

今回はポンド円を取り上げたい。図に示したのはポンド円の日足である。この日足を見る限り、表題の言葉が思わずため息ともに出てきてしまう(もちろん、テクニカル分析の立場からであるが)。
まず、赤線表示の下落トレンド線である。この半年間幾度となくこのトレンド線をブレイクしようと接近するのだがことごとく跳ね返されてしまっている。このトレンド線をブレイクしない限りはこの下落トレンドは終わらない。
次に青線で表示した節目である。年明け3月上旬まではこの節目が下値支持として効いていたのがわかる。しかし3月中旬にこの節目を割り込んでからというものは、今度はこの節目が上値のメドとなってしまっている。
しかも、今回は赤線と青線がクロスしている点から再び下落してきている(p点)。
そして最後はMACDである(下段に表示)。MACDはトレンド示してくれる。特に赤線で表示したMACDが黒線表示のシグナルを下から上に抜けると買いシグナル、逆に赤線が黒線を割り込んでしまうと売りシグナルと言われている。今回の回シグナルは上昇というほどの買いシグナルではないが、下落トレンドが止まるという感じであった。でも、売りシグナルの方は精度良くトレンドを示している。では、直近の状況を見ていただきたい。まさしく売りシグナルが点灯する寸前ではないか。この3つの状況を考えてしまうと、ため息が出てしまうのだ。

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