川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

テクニカルアナリストの川口一晃氏がさまざまなテクニカル手法を用い、為替・日経平均などを個別分析。 より実践的なテクニカルレポートです。


「一目均衡表」−分析対象:NZドル円 2008年2月12日

RSI

「正念場を迎えている」

今回は一目均衡表でNZドル円を分析してみたいと思う。結論は、正念場を迎えている。つまり、今後の動きが大事である。一目均衡表には「雲」と呼ばれる抵抗帯が現われる。図の中で線に挟まれ濃淡のついた部分である。この雲の下方に価格がある場合にはその雲の下限部分が上値抵抗線になり、逆に上方に価格が位置しているときには雲の上限が下値支持線になる。それを踏まえて現在の位置を確認すると、雲の下限に到達しているのがわかる。すなわち、上値抵抗線が目の前に存在するということだ。教科書的に言えば、週明け以降は上値が重たくなり、軟調な展開なることが予想される。しかも、数回にわたり上値が雲の下限に到達しているものの、なかなか雲をブレイクできないでいるのも上値が重たいこととなる。予想通り、この水準より下落した場合の下値の第1メドはDとなる。これはABCのN計算値が78円01銭となりほぼD点と一致するからである。下回った場合には8月17日安値74円22銭を意識することになる。逆に雲をブレイクして上昇した場合はC点が目標となろう。雲の厚さが薄いだけに上方にブレイクする可能性も十分に残っている。だから、まさしく正念場を迎えていると言えよう。

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