川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

川口一晃 テクニカルトレンド通信 実践編

テクニカルアナリストの川口一晃氏がさまざまなテクニカル手法を用い、為替・日経平均などを個別分析。 より実践的なテクニカルレポートです。


「RCI(順位相関指数)」−分析対象:ポンド円 2008年1月30日

RSI

「そろそろ」

一体どこまで下落するのであろうか。節目の約220円を割り込んでしまったポンド円の下値のメドを探ってみよう。
今回はRCIを使ってみる。RCIというのは「順位相関指数」と日本語には訳される。元々は統計学で使われている計算式である。データの大小と日付をそれぞれ順位付けし、その相関関係をみていくというものである。つまり、上昇トレンドが続いているのであれば時間が経つにつれて値段も上昇していくし、逆に下落トレンドであれば値段は下落していくものである。そして、値段の高いものから順番に1、2と順位付けして行く。また、日付も直近、すなわち、本日を1として昨日を2と順位付けしていく。そうすると、上昇トレンドであれば今日の順位と値段の順位が1番で一致してくる。逆に下落トレンドであれば日付は1番だが値段は安値を取っていれば順位が最下位になっている(真逆になっていれば)。この関係を公式に当てはめて計算すると、−100から100までの数字になって表わすことができる。−100に近づけばかなりの「売られ過ぎ」逆に100に近づけば「買われ過ぎ」となる。図で見ると、p点とr点が売られ過ぎ、q点が買われ過ぎ状態である。コレによると直近は−90%台とかなりの売られ過ぎ状態に入ってきている。そろそろ反転上昇(ポンド高)になってもおかしくない状態と判断できる。
ちなみに、AからBまで下落した値幅をCから引くと209円53銭となる。この計算からみても「そろそろ」と判断したくなる水準に入ってきた。

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